2018.04.04
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授業力・学級経営力を高めるために〜「春休みにしておくこと」(12)

今期も授業力・学級経営力を高めるために、私自身が大切にしていることを書いていきます。
おつきあいくださいませ。

京都教育大学付属桃山小学校 樋口 万太郎

さぁ、新年度が始まりました。

校務分掌、クラスのことなどワクワクしながらも忙しい日々を送っているのではないでしょうか。

私はこの春、教職14年目となりました。

私はSNSで様々な方と交流しています。

そのなかで、4月から先生になられる方の悩みを最近よく聞きます。

1番多いのが、「4月までに何をしとけばいいのか」という質問です。

様々なことがありますが、

子どもたちと出会うまでに

どのようなクラスにするのか

どのような一年間にするのか

といった1年先のゴールを考えておきたいものです。

ゴールが決まれば、そのゴールを達成するための戦略などを考えましょう。

1番危険なのは、ゴールもなく戦略もなく子どもたちの前に立つことです。

ゴールもなく戦略もないということは、裸で木の棒を持って戦場へ行くようなものです。

ゴールを達成するための戦略はできる限り多く考えておいた方がいいです。

ただその考えた戦略を全て行うということはやめましょう。

実際に出会った目の前の子達の実態に応じて、

戦略の取捨選択をしてください

目の前の子達の実態を無視した戦略を行ったとき、

子どもの願いと教師の願いがずれてしまうことがあります。

そうなれば意味がありません。

また、最初に1年後のゴールを考えておきましょうと書きましたが、

このゴールも目の前の子達の実態に応じてアップデートをしましょう

樋口学級では4月に学級目標を作りません。

だいたい5月に作るようにします。

4月の1ヶ月間、過ごしてきたことを元に学級目標を考えさせるようにしています。

その方がより具体的にクラスのことを考えながらできると思うからです。

こう思うようになったのは30代に突入してからでした。

(続く)

樋口 万太郎(ひぐち まんたろう)

京都教育大学附属桃山小学校
みんなが「わかる」「できる」、そして「楽しい」授業を目指し、目の前にいる子に応じた指導を行っています。キーワード「学級経営」「算数」「タブレット端末」。

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