2018.02.08
  • twitter
  • facebook
  • google+
  • はてなブックマーク
  • 印刷

授業力・学級経営力を高めるために〜「お子さんいらっしゃいますか?」〜(9)

今期は2017年夏に起こった出来事や感じたことを中心に

その中で言われたことを

ホットワード

と題して、執筆していきます。

私の教師としての思いなどが入っています。

つまり私の授業や学級経営で欠かせないことです。

お付き合いのほど、よろしくお願いします。

京都教育大学付属桃山小学校 樋口 万太郎

去年の夏、ある市で夏休み研修の講師をさせていただきました。

研修も終わり、会場にいたときに

「先生にお子さんはいらっしゃいますか?」

と質問されました。

「え!?????どういう質問なの?」と最初は困惑をしました。

よくよくその人と話をしていると、私の仕事術についての質問だったのです。

その方はお子さんが生まれて以降、時間を自由に使えなく、それまでのような仕事ができなくなってしまったようです。

よく聞く話です。

私に子どもがいて、その上でどのように時間を作り出しているのかということを聞きたかったようです。

しかし、

「私にはまだ子どもがいません。だから私にはわからないんです・・・」

と返答すると、とても残念そうな顔をされました、、、。

(質問に答えれなくて、申し訳ないな~)と思っていると、

その先生は次のように質問されました。

「もし先生にお子さんができたとき、今の先生の仕事量を維持することは失礼ながらできないと思うんです。

 どうされますか?」

もしみなさんだったらどう答えますか?

私は即答しました。

樋口「仕事の仕方を変えると思います。」

その方は驚かれました。

「え!?」

私は続けました。

樋口「きっと子ども中心の生活になると思います。あなたと同じように時間は自由に使えなくなると思います。

 だからできる時間にできるだけのことをしようと思います。量より質作戦です。」

「原稿とか指導案とかもなかなか書く時間がなくなると思いますよ?」

樋口「そしたら原稿や指導案を書く機会を減らすかもしれません。その時にならないとわからないですけど・・・。

 ただ、原稿や指導案を書く時間はしっかり確保できると思います。」

「え!?どうしてですか?」

樋口「往復の通勤で3時間近くかかります。いつもその時間を使い、書いているのです。通勤時間は短縮されることはないですから・・・」

「あ~、なるほど。」

樋口「クラウドで原稿を共有しているので、例えばトイレをしながらでも書けますし、テレビを見ながらでも書けますし」

「先生はやっぱり時間の使い方が上手ですね。ありがとうございます!」

実際はその立場になったことがないので、確かなことは言えません。

もしかしたら無理なのかもしれません。

その立場になったとき、しっかり考えようと思います。

その時にはきっと自分の教育観や指導観がアップグレードされることでしょう。

楽しみです。

あ、ちなみに子どもができた時にはイクメンを目指そうと思っています。

樋口 万太郎(ひぐち まんたろう)

京都教育大学附属桃山小学校
みんなが「わかる」「できる」、そして「楽しい」授業を目指し、目の前にいる子に応じた指導を行っています。キーワード「学級経営」「算数」「タブレット端末」。

同じテーマの執筆者
  • 安居 長敏

    滋賀学園中学高等学校 校長・学校法人滋賀学園 理事・法人本部事務局 総合企画部長

  • 大谷 雅昭

    群馬県藤岡市立鬼石小学校 教諭

  • 郡司 竜平

    北海道札幌養護学校 教諭

  • 鷺嶋 優一

    栃木県河内郡上三川町立明治小学校 教諭

  • 藤田 孝介

    横浜市立入船小学校 教諭

  • 中川 宣子

    京都教育大学附属特別支援学校 特別支援教育士・臨床発達心理士・特別支援ICT研究会

  • 川村幸久

    大阪市立堀江小学校 主幹教諭
    (大阪教育大学大学院 教育学研究科 保健体育 修士課程 1年)

pagetop