2017.10.13
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授業力・学級経営力を高めるために〜「久しぶりにブラックの部分が:part1」(2)

今期は2017年夏に起こった出来事や感じたことを中心に

その中で言われたことを

ホットワード

と題して、執筆していきます。

私の教師としての思いなどが入っています。

つまり私の授業や学級経営で欠かせないことです。

お付き合いのほど、よろしくお願いします。

京都教育大学付属桃山小学校 樋口 万太郎

前回で私が「尖っている」と書きました。

(尖っている部分がたくさん集まったとき、全体を見ると尖っているようにみえなく、まるのようにみえる ということを昔読んだ少女漫画に書いていたことを思い出しました。)

この夏、

「久しぶりにブラックの部分が出てるよね」

と知り合いから言われました。このワードが2回目のホットワードです。

その知り合いの方からは、「そういったブラックのところが見たかったのよ」

そもそもブラックの部分って、なんなのでしょうね笑

star warsでいうダークサイドのイメージですかね笑

まぁ、ぼくにはブラックの部分があるのだと思います。

みなさんにはブラックな部分がありますか?

そもそもみなさんはどのような性格で構成されていますか?

人は様々な性格で構成されていると思ってます。数年前に、型の説明書という書籍が流行りました。自分の血液型の本を見てみると、当てはまることがいっぱいでした。

私はこう見えてもとても心配性な人です。

起こるか、起こらないのかわからないようなことでも一度心配に思えば、気になり続けるような人です。昔、10円ハゲができたほどです。以前に比べて、過度な心配性は改善されてきたとは思います、、、。

ただ私はこの心配性を完全に治そうとは思っていないんです。

この心配性が私の短所であり、長所でもあると思っているからです。

2年目にはじめて6年生の担任になりました。

はじめてということは、修学旅行の引率もはじめてでした。

修学旅行数日前に、クラスの男の子が怪我をしてしまいました。薬を飲んだり、湿布を張り替えたりしなくなったため、本人も保護者も参加を迷われました。ただ修学旅行、大きなイベントということで、行くことになりました。

修学旅行後、そのお家の方からお手紙をもらいました。そこに書かれていたのは、

「たくさん声かけなどをしていただき、ありがとうございました。ここまでのたくさんの声かけをしていただいのは、これまでではじめてでした。

息子も修学旅行の思い出よりもたくさん声をかけていただいことをまず最初に家で話し始めました。嬉しかったようです。本当にありがとうございました。」

といった内容でした。今でもこの手紙は大切にとっています。このような手紙を貰うだけで、教師疲れが吹っ飛ぶのですから、単純ですよね笑

でも実はこのとき、自分の心配性がバリバリ全開だったため、何回も声かけをしただけのことでした。

自分の心配性が人に喜んでもらえることにつながるんだと教師としての自信を深めた出来事でした。

今は子どもによって声かけの仕方を変えました。声かけの量はそれぞれによって違うと思うからです。

ということで、今回はここまで。

ブラックの話までいかなかったな笑

樋口 万太郎(ひぐち まんたろう)

京都教育大学附属桃山小学校
みんなが「わかる」「できる」、そして「楽しい」授業を目指し、目の前にいる子に応じた指導を行っています。キーワード「学級経営」「算数」「タブレット端末」。

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