「主体的に学習に取り組む態度」を駆動させる授業のしかけ
日本児童英語教育学会(JASTEC)関西支部第45回外国語活動・外国語科研究会に参加しました。
その中で考えたことを文章にしました。
兵庫県西宮市立甲陽園小学校 教諭 羽渕 弘毅
「主体的に学習に取り組む態度」を駆動させる授業のしかけ?
日本児童英語教育学会(JASTEC)関西支部 第45回外国語活動・外国語科研究会が対面にて行われました。
「児童の主体的な学びを実現するためには?」をテーマに、「外国語活動・外国語科」に関わる先生方の実践について、参加者同士で学び合い交流をしながら、有意義な情報交換の場となりました。
その中で私は、助言者の泉 惠美子先生(関西学院大学)、コーディネーターの俣野 知里先生(京都市立二条城北小学校)にお世話になりながら、「映像による研究授業」を行いました。
発表者として授業の解説を加えました。
そもそも主役は?
タイトルは「「主体的に学習に取り組む態度」を駆動させる授業のしかけ」でしたが、授業の「主役」について考えました。
やはり主役は、思考力・判断力・表現力だと考えます。
概要は以下の通りです。
・ナイフを自分の手で持たないと解決できないゴール?
・ナイフとは?
・指導要領では?
・「他者に配慮しながらとは?」
・授業の流れ
・駆動させるしかけ
・どんな授業がいいのだろう?(話題提供)
・学びのハンドルと評価
資料(スライド資料と指導案)を添付しております。
ご覧いただければ幸いです。
なかなか「いい」授業はできない
映像での研究授業でしたが、反省点はたくさんあります。
自分の授業を見せることは恥ずかしいことですが、それ以上に得られるものが多いのも事実です。
次のステージに向けて精進したいと思います。
ある程度の理論に基づいているものの、やはり授業は「なまもの」です。
そのダイナミクスなところをもっと子どもたちと楽しみながら取り組んでいきたいと思えた1日でした。
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羽渕 弘毅(はぶち こうき)
兵庫県西宮市立甲陽園小学校 教諭
専門は英語教育学(小学校)、学習評価、ICT活用。 広島大学教育学部を卒業後、高等学校での勤務経験を経て、現職。 これまで文部科学省指定の英語教育強化地域拠点事業での公開授業や全国での実践・研究発表を行っている。 働きながらの大学院生活(関西大学大学院外国語教育学研究科修士課程)を終え、「これからの教育の在り方」を探求中。 自称、教育界きってのオリックスファン。
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