2022.06.02
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学びの未来を、共に拓く。無料教育セミナー&展示イベント 6/2開幕速報! New Education Expo 2022 リポート vol.1

2022年で28年目を迎える教育関係者のためのイベントが今年も東京でスタートを切りました。100社を超える展示と120を超えるセミナーを用意し、東京・大阪での開催をはじめ、各サテライト会場(札幌・帯広・旭川・仙台・名古屋・福岡)で皆様をお待ちしています。

NEW EDUCATION EXPO 2022開催概要

主催:New Education Expo実行委員会
東京開催:6月2日(木)~4日(土)/東京ファッションタウンビル(お台場)
大阪開催:6月10日(金)~11日(土)/大阪マーチャンダイズマート(天満橋)
サテライト会場(札幌・帯広:旭川・仙台・名古屋・福岡):6月2日(木)~4日(土)
※同時開催「公共ICTフォーラム」:東京6月2日(木)、大阪6月10日(金)
詳しくは、NEE2022公式サイトから。

充実の講演メニュー

様々なテーマで用意された120を超えるセミナー。

基調講演「これからの”学び”の在り方」(日本学術振興会顧問,東京財団政策研究所所長 安西祐一郎氏)を皮切りに、3日間に及ぶ多彩なセミナー&展示イベントがスタート。教育行政・学校経営・最新の授業事例など、教育に携わる方々それぞれのお悩み解決のヒントがきっと見つかる質の高いコンテンツ満載です。6/10・11の大阪開催は参加申し込み中!(記事公開時点)公式サイトでお目当てのセミナー探してみては。

注目のセミナーの一部をご紹介

【東京】
6/3 「令和の日本型学校教育」のめざすもの~一人ひとりの子どもを主語にするには~
独立行政法人教職員支援機構理事長,中央教育審議会副会長 荒瀬克己氏
6/3 次々と迫りくる国際的感染症に対して、学校は何を備えておくべきか?~Pandemic Readyで強靭な学校を作る~
順天堂大学大学院 医学研究科 感染制御科学 教授 堀賢氏
6/4 流山市の実践に学ぶ!~小中学校が連携したプログラミング教育
※東京会場のセミナー事前申し込みは受付を終了しています(当日申し込みで参加可能な場合があります)

【大阪】
6/10 学びのかたちの新展開
同志社大学学長 植木朝子氏
6/11 「令和の日本型学校教育」の推進のための情報化動向
東北大学大学院 情報科学研究所 教授,東京学芸大学大学院 教育学研究科 教授 堀田龍也氏
6/11 個別最適な学びの可能性と今後の課題
上智大学 総合人間科学部 教授 奈須正裕氏

目移りする展示会場は壮観

エントランスには当日受付窓口も設置

セミナーとセミナーの間には十分なインターバルが設けられており、数多くの展示をゆっくりと見て回ることができます。最新の機材や教材、ソフトウエアも実際に触って体験することができます。ぶらっと散策するもよし、展示ブースでじっくりと説明を聴くもよし。楽しみながらトレンドや新技術を知ることができる絶好の機会です。(展示見学は当日受付も可能です)

ICTエリアと教材/特別支援・理化エリア

  • 特別支援教育ソフト

  • みんなでチャレンジ!ITエンジニア

  • 理科実験教材

  • 最新型デジタル顕微鏡

  • 特別支援教材

  • IoT百葉箱

  • 実物元素周期表

  • プログラミング教材

展示テーマごとに色分けされた各ブース。まずはブルーの「ICT&ネットワーク/セキュリティ」エリアへ。英語4技能対応の中高生向けICT英語教材ELST(サインウェーブ社)はAI自動採点システムを搭載。特別支援教育に携わる先生をICTでサポートするLITALICO社、図書館システムを開発・提供するブレインテック社、BYOD化に対応したPC教室環境を提案するシー・オー・コンヴ社、学校連絡を簡単安全に運用するsigfy(Fusic社)など新しいツールが続々と登場しているのは驚きです。

ピンクの「教材・教具&理化化学機器」エリアは理科好き・教材好きの先生方に大人気のコーナー。ウチダテクノ社の「カエルが消える?!水そうを使った実験」、CTC未来財団が小学校に無料貸し出しするプログラミング教材「みんなでチャレンジ!ITエンジニア」、学研ステイフル社の提供する全米No.1タブレット学習教材「Osmo」など、どれも子供たちがワクワクして学べそうな教材ばかりです。

学校設備&ハードウェアと教育コンテンツエリア

  • 什器備品コーナーも充実

  • 感染症対策

  • 語学学習システム

  • 学習管理システム

イエローの「ハードウェア・学校設備」エリアでは、遠隔授業やオンライン配信のための設備/ツールの展示が目立ちます。オールインワンの360度webカメラKAIGIO CAM360(ソースネクスト社)、カメラ・マイク・スピーカー内臓の次世代型電子黒板MAXHUB(MAYA SYSTEM社)、大学等の授業収録配信システム(メディアサイト社)、クラスルームの雰囲気を再現する遠隔ラーニングプラットフォームweConnect(バルコ社)など、これまでプロ仕様であったものが大学学校でも手軽に導入運用できるように工夫されています。

グリーンの「教育ソフトウェア&コンテンツ/語学学習」エリアでは、デジタル教科書を発行するおなじみの教科書会社が一堂に会しているほか、英語4技能の育成教材や学習システムの充実。また、話題の教育ポータルL-Gateや、会員制の知育・教育サポートアプリケーションあそんでまなぶ!for スクール(ユニティ社)など、対象もサービスも多岐に及んでいることが実感できます。

未来の教室と先端研究に触れよう

  • 未来の教室

  • 学び直しポータル「マナパス」

会場内に設置された「未来の教室」では、時間割に沿って終日様々な授業が実演されています。来場者には児童生徒役となって、新しい学びを体感していただきます。文部科学省ブースでは社会人向け学び直しポータルサイト”マナバス”を紹介。大学等での学び直し講座情報や支援制度情報を発信しています。最後に、学びの場.com事務局のある内田洋行教育総合研究所では大学や各地の学校と協働で実証研究を行った成果や調査結果などをまとめた報告資料を展示。ふだんはなかなか目にする機会のない研究資料も手に取って閲覧することができますよ。皆様のご来場をお待ちしています。

記者の目

コロナ禍でオンライン開催の年もありましたが、今年のリアル開催を待ち望んだ来場者の熱気は例年以上です。会場で久しぶりに顔を合わせた先生方があちこちで談笑される姿を見かけ、やはり実会場でのイベントは良いものだなぁと感じました。まだ間に合うセミナーもございます。(記事公開時点)興味のあるかたは少しの時間でも会場へ足を運んでみてはいかがでしょうか。

取材・文・写真:学びの場.com編集部

※当記事のすべてのコンテンツ(文・画像等)の無断使用を禁じます。

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