2016.10.20
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お悩み相談 「本を読む時間をどう作っているのですか?」(2)

京都教育大学付属桃山小学校 樋口 万太郎

私は毎週、週刊少年ジャンプ、週刊マガジンといった週刊漫画。

週刊文春、SPA!、週刊ベースボールといった週刊誌。

漫画の単行本。

これらに加え、教育書や一般書を読んでいます。
たくさんの本を読んでいます。

一ヶ月のこづかいの大半が書籍代か食べ物、飲み代で消えているような気がします・・・。

本を読む時間に限らず、

「樋口先生はどうしてそんなに時間があるのですか?」

「ダラダラする時間はないのですか?」

「遊んでいますか?」

と質問されることがあります。

好きな野球ゲームを毎晩のようにしたり、
好きなテレビを見たり、どこかに出かけたり、遊んだり、飲みに行ったり、遊んでいます。

そして私はネット住民ですので、基本ネットにいます(笑)
私のポリシーとして、

「時間は自分で作るもの」

という思いを持っています。

時間はみな平等に1日24時間です。

漫画「ドラゴンボール」ででてきた精神の部屋に入りたいと思うことは度々ありますが、現実は1日24時間です。

しないといけないこと、したいことは人それぞれあるものです。

だから、何かをするための時間を自分で作りだすのです。

例えば料理をしているとき、

お湯を沸かしてから、皿洗いをする
よりも
お湯を沸かしているときに皿洗いをする
方が
時間を作ることができ、読書する時間が1分でも作ることができます。
こういった効率さを考え、時間を作りだすようにしています。

お湯を沸かしながら、本を読むこともできるかもしれません。

これは、以前書いた記事、
私の仕事術~時短!すきま時間を上手に使う~

私の仕事術(2)~○○しながら仕事がオススメ~

のように〜しながら、何かをすることで時間を作り出すこともできます。

時間を作ろうと思えば、いくらでも作ることができます。

トイレに行っているとき、

通勤で電車にのっているときの5分、10分でも

本を読もうと思ったら読めます。

寝る前に1分だけ本を読む。

それを毎日続ければ、1年間で6時間近くも読書することができます。

学校で読書の時間があるときには、

子どもと一緒に本を読めば読書することができます。

ちなみにこの原稿は、通勤途中に書いています。

また学校で仕事しているときは、

今行っている仕事に飽きたら、違う仕事に取り組む

ようにしています。

疲れたら休憩ではなく、違う仕事をするのです。

みなさんも受験勉強やテスト勉強で経験あると思いますが、

疲れたら休憩しようとテレビを見始めると・・・。

なかなか仕事に戻れません。

それと一緒です。

有難いことに最近よく原稿をかかせていただくのですが、

締め切り1週間前に自分の中での締め切り日を作っておき、

それに間に合うように早めに取りかかるようにしています。

原稿に限らず、指導案や会議資料なども長期的に早めに作りはじめています。ちなみに今は2月に行う授業の指導案を書き始めています。

時間の使い方は人によって違います。

だからこそ自分にあった仕事術を見つけ、自分で時間を作りだしましょう。

樋口 万太郎(ひぐち まんたろう)

京都教育大学附属桃山小学校
みんなが「わかる」「できる」、そして「楽しい」授業を目指し、目の前にいる子に応じた指導を行っています。キーワード「学級経営」「算数」「タブレット端末」。

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