2023.06.29
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21時退勤だった私が17時退勤になった方法~○○を制する者は定時帰りを制す!(その1)

今回は仕事術のお話。~21時退勤だった私が17時退勤になった方法~その①

寝屋川市立小学校 山本 優佳里

朝を制すものは、定時帰りを制す!!

今回も結論から。

ズバリ!
朝を制すものは、定時帰りを制す!!
です。

今回はわたしの担任時の朝のルーティンをお伝えします。

①子どもを教室で迎える。

朝、子どもたちがどんな様子で教室に入ってくるのかをしっかり見ます。
とてもテンション高く入ってくる子。
何か嫌なことがあって暗い感じで入ってくる子。
(低学年なんかはとても顕著です!)

この情報だけでもその日一日の子どもへの接し方も変わってきます。
あとは見るだけじゃなくて、こちらから「おはよう」と明るいあいさつ。

教室をすがすがしく明るい良い雰囲気にするのは教師の大事な役割の一つだと思います。

②来た子から宿題チェック

わたしの勤務校では主に
漢字ノート
算数プリント
の宿題形態です。

朝の時間に漢字ノートだけでもチェックを終わらしたい!(切実!)
なので登校してランドセルを片付けた子から随時持ってくる。

そしてその子の目の前で丸付けをします。
子どもって即時即評価が嬉しいんですよね。
頑張って丁寧に書けていたら、ほめちぎりますし
雑に書かれていたら「何かあったの?○○さんならもう少し丁寧に書けそう!今日の宿題は頑張ってみてね」と声掛けを。
(1日くらいならあまり追い詰めません。雑な字が続くならばまた別の手を。)
そうやって○付けをしていると朝の準備が終わった子から教師机の周りにあつまり、朝の会が始まる8時25分までみんなで井戸端会議しながら朝のひと時を過ごす。
一気に35冊分を丸付けするよりも、こまめに片付けていく方が、わたしにはあってるなぁと思います。

③気になるあの子を流れに乗せる

クラスに1・2人いるであろう朝の準備が一人でできない子。
朝の時点でクラスのみんなの流れに乗り遅れると、その後もズルズルズルといろんな活動が遅れてしまいがち。。

そんなマイナススタートをなくすために、朝の準備を一緒にします。
時間割にない教科書も持ってきている場合も多々あるので
「これは今日使わないからランドセルの中にいれとこうね。」
などこれで、机の中もパンパンにならずに済みます。

こんなふうに朝から子どもたちがスッキリスタートできれば、良いリズムが生まれ定時退勤に一歩近づいていくのです。

(もちろん子育てなど様々な理由で朝はぎりぎりにしか来れない方もいると思います)
あくまでもわたしの場合です。
朝、余裕がある人はぜひ試してくださいね♪

山本 優佳里(やまもと ゆかり)

寝屋川市立小学校
小学校教員として約10年間働いてきました。全学年の担任経験があり、学級通信の作成やお楽しみ会の企画が大好きです。私のモットーは「心でつながる」で、教育現場において大人の余裕やゆとりが子どもたちの健やかな成長に繋がると信じています。最近では、職場での効率化に取り組み、21時退勤から17時退勤に変えることができました。これからも、一生懸命子どもたちの成長を支え続けたいと思います。

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