2018.04.02
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移行措置開始! 大切にしたい5つのこと

教育つれづれ日誌のお仲間に入れてもらって,7年目になります。
今年度も,よろしくお願いします!

いよいよ新年度。4月当初の過去記事は以下です。
アクセスして抱けると幸いです。
2012年 新年度がスタートして,いかがお過ごしですhttps://www.manabinoba.com/tsurezure/17754.html
2013年 平成25年度,スタートです。https://www.manabinoba.com/tsurezure/19076.html
2014年 新年度スタート準備チェック表https://www.manabinoba.com/tsurezure/20028.html
2015年 「専手必笑」(せんてひっしょう)https://www.manabinoba.com/tsurezure/22102.html
2016年 学級びらきで,目指したい5つのことhttps://www.manabinoba.com/tsurezure/24787.html
2017年 教室環境で気にかけたい13のこと(4)https://www.manabinoba.com/tsurezure/015926.html
2017年 新年度 引継資料は,大切に......(3)https://www.manabinoba.com/tsurezure/015896.html

兵庫県小学校 特別支援教育士(S.E.N.S)・特別支援教育Co 関田 聖和

1.一喜一憂せず,着実に取り組むこと

いよいよ2020年度の学習指導要領実施に向けての移行措置が始まります。
英語や道徳の実践をスタートする学校が多いのでしょう。
また,カリキュラムについても,試行され,
学校の実態に合ったカリキュラムを模索する年にもなります。

その中で大切だと強く感じることは,

一喜一憂せず,着実に取り組むこと

だと考えています。
どうしても,新しいことに取り組んだ後,
失敗した,成功したという言葉が出てしまいます。

成功はともかくとして,失敗させようと思って
実践することは少ないことでしょう。
だから,移行期間でもあるので,内容や取り組み方について,振り返る機会をもつことが大切となります。

そういった意味では,校内研修体制が重要になってくることでしょう。
中心者となる方には,アンテナを高くして,様々な情報を受け取る方法を複数もっておくことが肝心だと考えます。

2.臆せず着実に実践を蓄積する

次に,ポイントとなることは,

臆せず着実に実践を蓄積する

ことでしょう。ともすれば,
今年は,様子を見て何もしないでおこう
ということも,考えられます。
大きな失敗は,ないでしょう。しかし,成長のチャンスも発生しません。

主体的・対話的な深い学びの授業って,どんなものなんだろう。他校の取り組みをベースに,うちの学年でも取り組んでみよう。
と考え,実践する中で,取り組んだテーマについて,見えてくるのではないでしょうか。

2020年度からの,道徳・外国語・プログラミング教育……。

専手必笑での取り組みをお勧めします。

3.他の実践を集める

必ずと言って良いほど,国の新しい施策には,
先行実践をしているところがあります。
だからこそ,

3.他の実践を集める

ことも,移行期間には必要です。
今の私の立場では,ここを頑張らないといけないかなと感じています。

そしてそれらが,自分の勤めている学校の実態と比べ,
・そのまま取り入れるところ
・改善するところ
・全く取り組むことができないと判断するところ
などを考えて,学習計画などを整理していくのです。

4.実践交流の場に出向く

もうすでに先行実践をし,たくさんの研究会も開かれていることでしょう。
過去の経験から考えますが,この2年間は,
次期学習指導要領を意識し試行実践した取り組みが
提案される研究会が多くなることでしょう。
だから,

4.実践交流の場に出向く

ことをお勧めします。
様々な事情で私は,簡単に研究会に参加できないので,
行かれた先生の資料をお借りして,学んでいます。
実際に,授業を見て,子どもを見て,そして資料を見て,
様々なことがらを,自身の学校の実態と比べて考えることができるのは,素晴らしい研修となることでしょう。

また,民間のセミナーであったり,
各地域にある教育サークルだったりする仲間と
ディスカッションすることも,貴重な研修,教師修業の場となります。
しかしこれらの参加で勘違いしてはいけないことは,
「現場は,自分の勤めている学校」であるということです。
民間のセミナーに行くのは,日本の教師の中では,数パーセントだそうです。
授業実践の情報を学ぶ場であることを念頭に置かないと,
勘違いを起こしてしまいます。
私もそういった場は,バーチャルな世界であることを認識し,参加しています。

5.実践の是非を自分なりに考える

最後に,自分自身で取り組むことが必要となります。
孤独な作業かもしれません。それは,

5.実践の是非を自分なりに考える

ことです。
学校の実態と比べて……などと書いている,
まさにそのことです。

目にする実践は,きっと輝いて見えます。
悩んでいればいるほど,
「これはいい!」
「すぐに取り組もう!」
と,思考せずにそのまま取り組むことも少ないかもしれません。
しかし本に書かれたことも,目の前で見せてくれた子どもたちが活き活きしていた研究会での授業も,

目の前の子どもとは,違う

のです。だから,実践の是非を自分なりに考えることが大切です。
・目の前の子どもの実態
・学校や地域の実態
・学習計画の目標を達成するために必要な人材や教材・教具
その他にもいろいろ考えることがありそうです。

4月だからこそ,少し落ち着いて考えられることでしょう。
始まってしまえば,目の前のことで手がいっぱいになることもあるからです。

あっ,そうそう(笑)
今年度は,小学館 小五教育技術の学級経営のページの
連載に関わらせてもらえることになりました。
俵原先生監修のページに,学級通信・学年だよりも含め,
毎月数ページ担当していますので,こちらも手に取っていただけると幸いです。

俵原先生がよく言われる
「ゴールは,ハッピーエンドに決まっている」
素晴らしい新年度スタートにしましょう。

もしよろしければ,ぽちっと……(笑)

拙著『楽しく学んで国語力アップ「楽習」授業ネタ&ツール』(明治図書)

http://goo.gl/5NVI5Y blank

http://goo.gl/lvnjho blank

単著2冊目は,次の記事ぐらいでご報告させていただきます。


いっしょに学びませんか。

ゆるかわ2018 春の公開セミナー「学級づくり」

http://www.kokuchpro.com/event/2d7f38723eb0ba18acb7b1d1b0738fd4/ blank

第1回 インクルーシブ教育について考えるセミナー
http://kokucheese.com/event/index/505489/ blank

 1~4回までは,「通常学級の中の特別支援教育」について考えるセミナーとしていましたが,バージョンアップさせます。

関田 聖和(せきだ きよかず)

兵庫県小学校 特別支援教育士(S.E.N.S)・特別支援教育Co
「楽習」教材開発と「楽書き」の取組を中心に据え、同僚・教師仲間と共に日々実践を積んでいる。その実践の一部を著書『楽しく学んで国語力アップ!「楽習」授業ネタ&ツール』にて収録。ほか『授業力の開発』シリーズ(明治図書)等共著多数。

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