新型コロナウイルス感染症拡大の予防の中の学校で~ソーシャルディスタンスとヒューマンディスタンス(私の造語)~
新型感染症拡大の予防のため、今、人と人の間隔を3フィート(1.8〜2m)は取ろうという
でも、人の気持ちと気持ちのつながりである「ヒューマンディスタン
私の考えるソーシャルディスタンスをとりつつ、ヒューマンディスタンスを近づける方法を提案します。
兵庫県公立小学校勤務 松井 恵子
学校が休校となっての新学年のスタート
勤務校は兵庫県。2020年の4月は、学校が休校となっての新学年のスタートでした。でも3月の休校と4月の休校は、訳がちがう。ソーシャルディスタンス
例えば、休校延長のお知らせをメールやホームページで届けること
来週は、各家庭に課題やお便りをポスティングします。1回目なので
今後の緊急対応も考えて、担任が、受け持ちの子どもの家の場所を確認することも含めて。
ヒューマンディスタンスを近づけるために
直接会うことはほぼない状
①手書きのメッセージを入れる。
お誕生日が近い子にはお誕生日カードも入れたいな。
おうちの人に、「健康カードに鼻血がよく出るとありましたが、だいじょうぶですか?」とメッセージなど。
②学級通信は、わざと手書きのものにして。
学校の様子をお知らせしたり、ちょこっとプライベート……例えば、「給食がなくて、お昼のお弁当にあくせく」とか、ちょこっとプライベートをいれたりして。
もちろん、保護者の方には、「ご心配がございましたら、ご連絡ください」というメッセージは添えます。
子ども達の笑顔を心に描いて、日々、がんばりましょう
ソーシャルディスタンスは遠めに、でもヒューマンディスタンスは
大変な毎日だけど、子ども達の笑顔を心に描いて、日々、がんばりましょう。

松井 恵子(まつい けいこ)
兵庫県公立小学校勤務
兵庫県授業改善促進のためのDVD授業において算数科の授業を担当。平成27年度兵庫県優秀教職員表彰受賞。算数実践全国発表、視聴覚教材コンクール特選受賞等、情熱で実践を積み上げる、ママさん研究主任です。
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