2016.04.07
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学級びらきで,目指したい5つのこと

兵庫県小学校 特別支援教育士(S.E.N.S)・特別支援教育Co 関田 聖和

 平成28年度スタートとなりました。

 ところによっては,本日,始業式を行っているのでしょうか。

いわゆる黄金の3日間と呼ばれる大事な時期。

 過去記事は,こちらです!

「専手必笑」(せんてひっしょう)

新年度の準備 もっているだけで「ぱわぁあっぷ」

新年度スタート準備チェック表

平成25年度,スタートです。

新年度がスタートして,いかがお過ごしですか

 

 3日間を制すれば,一年間安泰だとか……。

 そうなると今年のジャイアンツは,優勝か……。どうなんでしょう(笑)

 個人的には,黄金の三日間も大事だけど,

1週間,1か月と,確認するポイントがあるので,

わたしは,三日間だけでは勝負しません。でも,意識したいファーストコンタクト。

つまり学級開きです。

 学級開きに意識したい5つのことです……。

 

期待をもたせる

 この先生なら一年間,

楽しくやれそうだ!

おもしろくなりそうだ!

賢くなりそうだ!

などと思わせることができたら,しばらくは,安泰ですね。

しばらくは……です。

 でも,大切な要素です。

 

好かれること

 よく,「嫌われることを恐れるな」と言われます。

しかし,冷静に考えてみましょう。

 ある指摘を受けたとします。嫌いな人から言われるのと,

好きな人から言われるのとでは,感じ方が違うでしょう。

ほとんどの方が,好きな人から言われる方が納得して聞くことができるのでしょう。

 教師ですから,指導が入ります。それは,子どもたちにとって,

小言に聞こえているのかもしれません。

 小言に聞こえると言うことは,好かれてはいません。

人は,嫌いな人から言われると,怒りが倍増することでしょう。

 だから,「嫌われてはいけません。好かれること」です。

でも,媚びを売るのとは違います。

 

子どもと教師との関係でのルールを伝える

「叱らずに,褒めて伸ばすんだ!」という考えも大切です。でも,

叱らないといけないことも,起こってくるのは当然です。

そのために,叱る時のルールを宣言するのです。私は,

1.怪我や命に関わるような危険な行動をした時

2.他人の不幸の上に自己の幸福を築いた時

3.3度言っても改めない時

には,厳しく叱ることを伝えておきます。

ポイントは,その後,絶対ぶれずに指導しきることが大切です。

 最初に言っただけで,あとは……では,信頼感もなくなります。

だから,できないことは,どれだけ素晴らしい本に書いてあったとしても,

言ってはいけません。心の中で構えとして,もっておきます。

 

発達段階に応じた,理想のクラスを話す

 こんなクラスにしたいといった,教師の願いや夢を話します。

子どもたちと出会った日だからこそ,熱く語ります。もちろん,

「発達段階に応じた」

が,ポイントです。

 あまり高すぎず,そして低すぎず……。

そして次の瞬間から,子どもをみて,実態把握をして課題みつけをしていくのです。

 声のトーンや抑揚,間を意識して,語りましょう。話すのではなく,語るのです……。

 もちろん一人一人の目を合わせながら……。

 視線を反らす子どももいるかもしれません。そのような子どもほど,

 笑顔で,さりげなく見つめます。されど,一日目ですが,まだ一日目なのです。

 

成功体験を積ませる

 何でもいいです。小さな成功体験を積ませたいです。

☆連絡帳を一番ていねいな字で書いてごらん。

☆お手紙を半分に折ってごらん。

☆教科書は,そろっているかな。

など。

 もちろん,上記には,裏のねらいがあります。これは,次の回で……。

 

 

 スーパーサイヤ人ゴッドスーパーサイヤ人

 一日目は,スーパーサイヤ人ゴッドスーパーサイヤ人(超サイヤ人ゴッド超サイや人)で,

 臨みましょう。もちろん,冷静に観察し,気を察するように……(笑)

お互い顔晴りましょう。

 

 2016年4月9日(土)芦屋市開催 月刊「楽笑」4月号 講師 阪神教育サークル楽笑メンバー

http://www.kokuchpro.com/event/rakusho/

関田 聖和(せきだ きよかず)

兵庫県小学校 特別支援教育士(S.E.N.S)・特別支援教育Co
「楽習」教材開発と「楽書き」の取組を中心に据え、同僚・教師仲間と共に日々実践を積んでいる。その実践の一部を著書『楽しく学んで国語力アップ!「楽習」授業ネタ&ツール』にて収録。ほか『授業力の開発』シリーズ(明治図書)等共著多数。

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