2018.09.10
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「笑う門には」教務だより ~2学期に大きな実を実らせるには~(第8回)

台風の被害が出た地域の方々、心よりお見舞い申し上げます。
この連載だけでも、3回目のお見舞いとなりました。
と書いて送信しようと思ったところ、今度は北海道で大きな地震が起きました。
もう言葉がでません。心が痛むばかりです。
豪雨、台風、地震...。災害大国となった日本、備えはいつもしておかねばなりません。

備え、という点では学級経営。しっかり備えておかないと長丁場の2学期を乗り越えることはできません。
特に酷暑となった今年の夏。その疲れもでてきます。
大きな行事や体験イベントも多くあります。
1学期に行ったことが布石となって、2学期に大きな実を実らせるために
2学期に心がけておきたいことを、今回は書いておきます。



熊本市立龍田小学校 教諭 笹原 信二

秋バテをふきとばそう

秋バテをふきとばそう

夏バテから秋バテにつながらないようにするためには(「教務だより」より抜粋)

今年の夏は本当に酷暑でした。地域によっては40℃を超えました。
冷房と外気差、日較差などから、相当に疲れておられることでしょう。
もちろん子どもたちも疲れています。
冷たいものの摂り過ぎによる内臓の冷え、
冷房の効かせすぎによる自律神経の乱れ、
「なんか身体がだるい」「やりたくないなあ」こんな状態が続きます。
夏バテのあと、9月に訪れる秋バテ。まずは、これを退治しましょう。
気力で乗り切るというのは、さすがに辛いですね。
休養、睡眠、栄養をバランス良く!食事は特に気をつけましょう。
秋バテには、納豆・オクラ・山芋など、ネバネバしたものがいいそうです。
キノコ類を食べる、ビタミンCを摂取することも積極的におこなってください。
「食欲の秋」秋になると夏場よりもセロトニンの分泌量が減少します。
糖質、肉類、乳製品をしっかり食べて、しっかり寝ること、
食べて、精神も安定させましょう。




大きな行事の前に

運動会が始まる前に

行事の前に心がけておきたいこと(「教務だより」より抜粋)

「春の運動会」が多くなっていますが、「秋の運動会」も多いです。
学級システムの構築ができないまま、運動会の練習、そして本番。
そのために学級崩壊が多くなる。そんな理由でまた「秋」に戻す動きもありますね。
運動会以外にも、音楽会、学習発表会、研究発表会、修学旅行、
集団宿泊、社会科や生活科の見学、いねかり等の体験活動、etc。
さまざまな大きな行事があるのが2学期です。
教務だよりでは「運動会練習が始まる前に」ですが、
他の行事にもあてはまります。
「目標をもたせる」「楽しい授業を心がける」「短期的な取り組み」
1学期は「学級」で動くことが多かったかもしれませんが、
2学期の行事は「学年」単位になることが多いです。
「学年のつながり」は大切にましょう。
「当たり前」この対応によって
子どもたちは伸びることもあれば、そうではなくなることもあるのです。

ピグマリオン効果とゴーレム効果

ヒグマリオン効果とゴーレム効果

ピグマリオン効果とゴーレム効果(「教務だより」より抜粋)

同じことをやっても「ありがとう。」と言われる学級と
「当たり前。」とされる学級。または、無反応の学級。
「いいところがあるから、きっと次はうまくいくよ。」と言われるか
「こんなこともできないなら、これはもっと無理だ。」と言われるか
大きな実を実らせるか、枯れてしまうかの差になります。

大きな行事がたくさんある、忙しくて大変なのはよくわかります。
子どもたちが体験する、新たな知を得るチャンスととらえましょう。
参加する態度、話をされる方々に対する指導はもちろん大切です。
体験して、新しいことを知る、学習したことを確実にする、
想像と違っていたことを大切にする、これらも大切にしましょう。
ときには「失敗」と思えることもあるかもしれません。
このとき、どのように対応するか、教師の腕の見せ所です。

スポーツ選手やビジネス界の方の名言を活用するのもいいと思います。
やることをとまどっている子ども、迷っている子ども、消極的な子どもによく話すのが
松下幸之助の次の名言です。
「塩の辛さ、砂糖の甘さは学問では理解できない。
      だが、なめてみればすぐ分かる。」
探してみると、たくさんの名言があります。自分自身も気持ちが高ぶりますよ。

笑顔にまさる化粧なし

笑顔のパワーは大きい

運動会のスローガンが「集めよう 笑顔のパワー 今ここに」でした。(「教務だより」より抜粋)

ある年の運動会のスローガンは
「集めよう 笑顔のパワー 今ここに」でした。
いい言葉だなあと思いました。特に「笑顔のパワー」という部分が。
実際に「笑顔のパワー」は、たくさんあるのです。
有田和正先生の「楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しいのです。」
はまさにその通りだと感じます。
「笑顔にまさる化粧なし」
竹内浦次氏の言葉とされています。まさにその通りだと思います。
笑顔で接すること、笑顔の子どもたちを見ることが、
教師にとっては一番の特効薬でしょう。
笑顔で2学期を過ごして、大きな実を実らせましょう。

笹原 信二(ささはら しんじ)

熊本市立龍田小学校 教諭
37年の教師人生を終えたが、もう少し学びたく再任用の道を選択。過去の経験を生かしつつ、新しいことにもチャレンジしていきたい。

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