運動会終了後の次なる一歩
先週の土曜日に運動会を無事終了することができました。
午前中のみの開催となりましたが、数年ぶりに観覧制限のない運動会で多くの保護者や地域の方々に観覧していただけました。
『結』をテーマに子どもたち同士の繋がりを意識した2週間を経て、集団としてステップアップすることができました。
演技を終えた子ども達の真剣な表情を思い出すと、目頭が熱くなります。
しかし、本当に大切なのは行事が終了した後をどのように過ごすのかではないでしょうか。
授業で勝負をする
『授業力を高めたい』という考えは教師であれば、誰しもが思う大きなテーマです。
元サッカー フランス代表監督ロジェ・ルメール氏の「学ぶことをやめた時、教えることをやめなければならない」という言葉を前任校で教えていただきました。
学び続けることは簡単なことではないですが、常に意識を持って取り組みたいものです。
では、多忙さの中でどのような意識を持って過ごせばよいのか私なりの考えを示していきます。
校内研究へ没頭する
校内研究の時間は、私にとってわくわくできる時間の一つです。
講師の方の話や授業研究などを勤務時間内に職場の方と共有できる時間は、貴重だと思います。
より内容の濃い時間にするためには事前に資料を読んだり、事前に質問を考えたりするだけで臨む気持ちは変わっていきます。
行き当たりばったりではなく、可能な限り準備をして臨んでみましょう。
一緒に学ぶことができる同僚を見つける
誰かと一緒に学ぶことは成長のチャンスだと捉えます。
私は同僚と朝活セミナーと題して、朝の時間を活用しています。
朝の時間は一般的に集中力が高いとされています。
私は国語科を軸として研究をしていますが、あえて他教科である道徳の教材研究を中心に行っています。
教材研究をすることで見えてきたこと
特に道徳の授業は、自分自身の考え方だけでなく他者の意見から学ぶことで考えが深まっていきます。
実際に授業をする時も子どもの意見から気付かされることがたくさんあります。
更に実践を振り返ることで、発問や問い返しが効果的だったのか、考えが深まったのかなど、授業の余韻を楽しむこともできます。
まとめ
小さなことですが、どちらもモチベーシションの向上や新しいアイディアに触れる機会と捉えています。
思っている以上に自分の考えを表出することは難しいことです。
考えを伝えようとする意識を持って、これからも取り組んでいきたいです。

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前 山形県立米沢工業高等学校 定時制教諭
山形県立米沢東高等学校 教諭 -
大阪市立堀江小学校 主幹教諭
(大阪教育大学大学院 教育学研究科 保健体育 修士課程 2年) -
大阪府公立小学校 主幹教諭・大阪府小学校国語科教育研究会 研究部長
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