2020.05.21
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【図解】タイムマシン発問(発問研究 Vol.3)

高知大学教育学部附属小学校 森 寛暁

タイムマシン発問

ここに「発問キャビネット」がある。よく使う引き出しが3つある。
1つ目は、過去への入り口。
2つ目は、未来への入り口。
3つ目は、今への回帰。

過去へさかのぼり、理由や根拠を問う。
未来へ進み、目的を問う。
今に立ち返り、今の問題意識を問う。

この3つの発問を「タイムマシン発問」という。

3色ペンのように

もし、明日の授業でこのように問題解決の過程を巡ることができれば、子どもの学びは深まると思う。

タイムマシン発問は、いつでも、どの教科でも使える。かといって、乱発や文脈に合わないものは避けたい。授業には流れがあるからだ。川にあるように。

授業の流れや文脈を壊すことなく、3つの「タイムマシン発問」を使い分けてみたい。まずは、自分の手に取って3色ボールペンの赤や青、黒を選ぶように、3種類の発問を選んでみる。使ってみないと、良さも悪さも見えてこないからだ。うまくいかないかもしれない、うまくいくこともあるかもしれない。試行錯誤の連続を味わってみる。すると、新しい発問の世界が見えてくる。

問うべき問い

今回は、タイムマシン発問の図解をかいてみた。原稿締め切り2日前に思いたってのことだった。

わたしのまちでは、学校が再開した。子どもたちと授業ができる喜びをかみしめながらも、研究の火も絶やさずにしたい。

次回は、問うべき問い。「問うべき問い」ってなんだ?

森 寛暁(もり ひろあき)

高知大学教育学部附属小学校
まっすぐ、やわらかく。教室に・授業に子どもの笑顔を取り戻そう。
著書『3つの"感"でつくる算数授業』(東洋館出版社

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