2017.11.10
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学級全員が「笑顔」で学べるために

学校生活では、学習時間が大半を占めます。この時間を学級全員が「笑顔」で過ごすために必要なこととは。

京都教育大学附属桃山小学校 教諭 若松 俊介

「笑顔」
学級でのテーマです。

無理矢理つくる笑顔ではなく、
心の底から自然とあふれ出る笑顔。
もちろん悲しくなったり怒ったりする時もあって当然。
その中で互いに「笑顔」を大切にしながら生活できればと思っています。

難しいルールなんてすぐに子どもたちの頭から消えていきます。
「こうすべき」「ああすべき」
なんて縛られると「守る」か「逃げる」しかありません。

けれども「笑顔」となれば分かりやすい。
考える軸があるだけで、
自然と大事にすべきことを自分の中でつくっていくことができます。

今回は、学習における「笑顔」です。
学習することの楽しさを感じたら、
大人になっても学習することを大切にしようとします。
「学びに向かう力」にもつながります。

今回も子どもたちのふり返りを載せさせていただきます。


「私は、そもそも笑顔で学べるということは、
やっぱりどうしても分からないと不機嫌になってしまうから、
全てをみんな分かって、思い通りに自由にのびのびと学べることだと思う。
 
自由にできる前に、
まずその勉強を1人1人が「暗記」ではなく「理解」にしていかなければならない。
そのために、グループで協力して学び合う事が大切だと思った。
良い例として、今日の分数のテストでは多くの人がつまずいていて、
その時に自分でも分からない人に協力してやり方を説明してあげられたし、
聴いた人もおそらく理解することができたと思う。
こんな風に1人1人が勝手に行動できるから、ここはもうクリアできると思う。
 
次に、自由にできるようにするということ(次のステップ)についてだ。
自由っていうのは、何でもかんでも楽しくというワケではないと思う。
でも先生の言葉をただノートにとるだけでなく、
それぞれの勉強法を尊重して、しばりすぎない方がいいと思う。
 
みんなが協力して、いつも100点が取れるようになっていくと、
自信がついて笑顔になれると私は思う。」


自分なりの「学級全員が笑顔で学べる」イメージを考えています。
こうして考えていると、
毎日での学習での取り組み方が変わります。

仲間の「学級全員が笑顔で学べる」イメージに触れることで、
1週間後にはまた考えが変わっているかもしれません。
この繰り返しの連続が「自分」をつくります。

「学級全員が笑顔で学べる」正解なんてありません。
これからも子どもたちと共に、より良い在り方を見つけていきたいです。
今後も学級での毎日が楽しみです。
子どもたち一人ひとりにとっても楽しみな毎日になりますように。


若松 俊介(わかまつ しゅんすけ)

若松 俊介(わかまつ しゅんすけ)

京都教育大学附属桃山小学校 教諭
「子どもが生きる」授業を目指して、日々子どもたちと共に学んでいます。子どもたちに教えてもらった大切なことを、読者の皆様と共有していければ幸いです。国語教師竹の会所属。

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