前回、「自分の成長のために必要なモノ」というテーマで書かせていただきました。
大人と同じようなサイクルで子どもたちも成長していく。
急にぐっと成長することもあるけど、
日々の積み重ねでじわじわと成長していきます。
本当にじっくりとじっくりと。
子どもたちが毎日おこなっていることの1つは「ふり返り」です。
自分を見つめ直すことで、気づくことが出てきます。
教師からの「ああしなさい」「こうしなさい」よりも、
自分で気づいた事の方が、「やろう!!」と思えます。
教師から指摘する方が簡単です。
すぐに「変わった」ように見えます。
でも根っこの部分が育っていないと、
すぐに「元にもどった」になってしまいます。
毎日毎日自分をふり返ることで、
自分を自分で形づくっていくことができます。
今日のタイトルは「暗記と理解の違いって?」です。
学級の子がテーマとして書いたものです。
たえずふり返っていくことによって、
自分の中での学習観がどんどん変わったようです。
今まで社会も理科も暗記科目だと思っていたけど、
「考える」ことが大事な教科だと気づいたようです。
また、それは漢字学習などでも同じだということにも気づきました。
ぼくが小学校の時にはそんなこと考えたこともありませんでした。
この子は、「自分は暗記タイプだった」との分析までしていました。
自分の変化を捉えているようです。
こうなれば、この考えはどんどん持続していきます。
この考えを土台にしてさらに成長していくでしょう。
ふり返る中で「自分で見つけた」ことが大きいです。
表にして分類した「暗記と理解の違い」を紹介します。
暗記
・その場しのぎ
→今のテストでは100点でもそのうち忘れる。
・だれでもできる
・くるしい
・意味を誤解している可能性
・思考力がなくてもできる
→ロボットでもできる
・途中で目的を見失いやすい
理解
・いつまでも残る
・深く読む必要(言葉や漢字のすみずみまで)
・意味を暗記よりも正しく理解できる
・深く読む=言葉に気づける=誤解しにくく(できなく)なる
・時間がかかる
・テストとか将来の目的を忘れにくい
とのことです。
このノートを読んで、
ぼく自身が大きく学ばせてもらいました。
子どもたちのふり返りを毎日読んでいるのはとても楽しいです。
また、子どもたちのふり返りを紹介できればと思います。
大人と同じようなサイクルで子どもたちも成長していく。
急にぐっと成長することもあるけど、
日々の積み重ねでじわじわと成長していきます。
本当にじっくりとじっくりと。
子どもたちが毎日おこなっていることの1つは「ふり返り」です。
自分を見つめ直すことで、気づくことが出てきます。
教師からの「ああしなさい」「こうしなさい」よりも、
自分で気づいた事の方が、「やろう!!」と思えます。
教師から指摘する方が簡単です。
すぐに「変わった」ように見えます。
でも根っこの部分が育っていないと、
すぐに「元にもどった」になってしまいます。
毎日毎日自分をふり返ることで、
自分を自分で形づくっていくことができます。
今日のタイトルは「暗記と理解の違いって?」です。
学級の子がテーマとして書いたものです。
たえずふり返っていくことによって、
自分の中での学習観がどんどん変わったようです。
今まで社会も理科も暗記科目だと思っていたけど、
「考える」ことが大事な教科だと気づいたようです。
また、それは漢字学習などでも同じだということにも気づきました。
ぼくが小学校の時にはそんなこと考えたこともありませんでした。
この子は、「自分は暗記タイプだった」との分析までしていました。
自分の変化を捉えているようです。
こうなれば、この考えはどんどん持続していきます。
この考えを土台にしてさらに成長していくでしょう。
ふり返る中で「自分で見つけた」ことが大きいです。
表にして分類した「暗記と理解の違い」を紹介します。
暗記
・その場しのぎ
→今のテストでは100点でもそのうち忘れる。
・だれでもできる
・くるしい
・意味を誤解している可能性
・思考力がなくてもできる
→ロボットでもできる
・途中で目的を見失いやすい
理解
・いつまでも残る
・深く読む必要(言葉や漢字のすみずみまで)
・意味を暗記よりも正しく理解できる
・深く読む=言葉に気づける=誤解しにくく(できなく)なる
・時間がかかる
・テストとか将来の目的を忘れにくい
とのことです。
このノートを読んで、
ぼく自身が大きく学ばせてもらいました。
子どもたちのふり返りを毎日読んでいるのはとても楽しいです。
また、子どもたちのふり返りを紹介できればと思います。

若松 俊介(わかまつ しゅんすけ)
京都教育大学附属桃山小学校 教諭
「子どもが生きる」授業を目指して、日々子どもたちと共に学んでいます。子どもたちに教えてもらった大切なことを、読者の皆様と共有していければ幸いです。国語教師竹の会所属。
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