2016.11.22
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働き方革命

モバイル機器を生かすと、仕事がもっと楽になる

京都教育大学附属桃山小学校 教諭 若松 俊介

今日は、仕事の進め方についての話です。
「働き方革命」って最近よく聴く話題です。
いつもとは違った話題ですが、ずっと自分の中でホットな話題です。

突然ですが、僕はモバイル機器が大好きです。
スマホ、タブレット、ノートパソコンなど、様々な機器を持ってます。
新しい機器が出るとついつい欲しくなります。
このモバイル機器が働き方を変えてくれます。

最近はもうスマホだけでできることが増えてきました。
その進化には驚くばかりです。
この原稿だってスマホで書いています。
フリック操作も、キーボードのブラインドタッチ並みに練習しました。
練習さえすれば、キーボードと同じ速さくらいで打てるようになります。
どんなことでも要は経験ですよね。
最初は時間がかかりますが、
積み重ねていくことによって自分を変えてくれる。

以前にも書きましたが、音声入力も便利です。
紙に構成を考えておいて、
そこから音声入力でばーっと打ち込んでいきます。
滑舌を良くしたりとコンパクトに話したりする練習にもなります。
紙には要点さえ書いておけば、そこから文章を考えていくことができます。
これからもっと処理判断能力が高まっていくことでしょう。

持っている本もスキャンして全部入れました。
資料もPDF化していつでも見られるようにしています。
ボイスレコーダーもついてますし、
忘れやすいのでリマインダーも活用しています。
気になったことはメモしたり、写真撮ったり。
教材研究もスマホから始まることもあります。

モバイル機器でできることが増えてくると、
いつでもどこでも仕事ができるようになります。
スキマ時間も有効に使えます。
その分、学級の子どものことを考えられたり、
家族のことに時間を使えたりすることができます。

もちろんアナログの良さは十分に理解しています。
全てデジタルになればいいわけではありません。
でも「こうあるべき」はなくてもいいのかなと。
一人一人自分に合ったやり方を見つけていくことが大切だと思います。

また、子どもたちの「今」についていくことができます。
いつまでも同じやり方でやってると、
思考がどんどん固くなっていく気がします。
子どもたちにとっては音声入力なんて当たり前みたいです。
それを土台にした発想と、
全くそんなこと考えてもいない発想では違いますよね。

10年後は今では想像できない社会になっているでしょう。
それに合わせて自分を変化させることを楽しみながら、
子どもたちと向き合っていけるようにしたいです。

「いつでも」「どこでも」のおかけで、
より仕事が楽しくなってきました。
もっともっと色んなことにチャレンジして、
新しい自分に出会えればいいなと思います。

若松 俊介(わかまつ しゅんすけ)

京都教育大学附属桃山小学校 教諭
「子どもが生きる」授業を目指して、日々子どもたちと共に学んでいます。子どもたちに教えてもらった大切なことを、読者の皆様と共有していければ幸いです。国語教師竹の会所属。

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