前回、「個」に始まり「個」に終わるというテーマで書かせてもらいました。
跳び箱だけでなく、どの教科でも同じ話です。
もちろん国語でも。
跳び箱だけでなく、どの教科でも同じ話です。
もちろん国語でも。
子どもたち一人ひとりの読む力は違います。
例えば、同じ物語を読んでいても注目するところが違います。
細かい文章表現にこだわれる子もいれば、そんなの気にもならない子もいます。
だからこそ、いきなり学級全体で同じテーマで考えるのではなく、
まずは、一人ひとりの読みが表れる場面をつくっていきます。
例えば、同じ物語を読んでいても注目するところが違います。
細かい文章表現にこだわれる子もいれば、そんなの気にもならない子もいます。
だからこそ、いきなり学級全体で同じテーマで考えるのではなく、
まずは、一人ひとりの読みが表れる場面をつくっていきます。
ノートでもワークシートでも書き込みでもいいでしょう。
書きながら読み、読みながら書くことで自分の考えが整理されていきます。
「(自分は)こう読んだ」というものがしっかりとあると、
他の人の「こう読んだ」から学ぶことがたくさんあります。
交流前に、自分なりのめあてもできます。
書きながら読み、読みながら書くことで自分の考えが整理されていきます。
「(自分は)こう読んだ」というものがしっかりとあると、
他の人の「こう読んだ」から学ぶことがたくさんあります。
交流前に、自分なりのめあてもできます。
「主体的、対話的に・・」と言われますが、
形式的に話す場面をたくさん作れば良いのではありません。
交流することによって自分の読みを見つめ直し、考えを再構成していけるように
しなくてはいけません。
主体的っぽく、対話的っぽくで終わらせるのではなく、
何度も文章と出会い直す場をつくります。
形式的に話す場面をたくさん作れば良いのではありません。
交流することによって自分の読みを見つめ直し、考えを再構成していけるように
しなくてはいけません。
主体的っぽく、対話的っぽくで終わらせるのではなく、
何度も文章と出会い直す場をつくります。
物語を読む学習をしていると、子どもが、
「何度も読んでも何も感じなかった文章に、友達と交流すると分かることが増え
る」
と言ってきます。
交流後にふり返りの場面をきちんととることによって、
読みの成長や読みが深まることの楽しさを自分で実感します。
「何度も読んでも何も感じなかった文章に、友達と交流すると分かることが増え
る」
と言ってきます。
交流後にふり返りの場面をきちんととることによって、
読みの成長や読みが深まることの楽しさを自分で実感します。
これらは、また一人で読む時に活かされると同時に、
仲間と「読み」を交流することの必要性を子どもたち自身が実感していきます。
だからこそ、主体的、対話的に学んでいこうとします。
仲間と「読み」を交流することの必要性を子どもたち自身が実感していきます。
だからこそ、主体的、対話的に学んでいこうとします。
「個」の場面をきちんとつくることによって、
学習はどんどん子どもたちのものになっていきます。
「読むことが楽しい」
と学習を通して子どもたちが実感し、
一人ひとりの日常の場面に活かされていけばいいなと思います。
学習はどんどん子どもたちのものになっていきます。
「読むことが楽しい」
と学習を通して子どもたちが実感し、
一人ひとりの日常の場面に活かされていけばいいなと思います。

若松 俊介(わかまつ しゅんすけ)
京都教育大学附属桃山小学校 教諭
「子どもが生きる」授業を目指して、日々子どもたちと共に学んでいます。子どもたちに教えてもらった大切なことを、読者の皆様と共有していければ幸いです。国語教師竹の会所属。
同じテーマの執筆者
-
兵庫県神戸市立桜の宮小学校 特別支援教育士スーパーバイザー(S.E.N.S-SV)
-
明光学園中・高等学校 進路指導部長
-
さいたま市立植竹小学校 教諭・NIE担当
-
株式会社内田洋行
-
大阪府公立小学校 主幹教諭・大阪府小学校国語科教育研究会 研究部長
-
戸田市立戸田第二小学校 教諭・日本授業UD学会埼玉支部代表
-
小平市立小平第五中学校 主幹教諭
-
西宮市教育委員会 勤務
-
明石市立高丘西小学校 教諭
-
木更津市立鎌足小学校
-
東京学芸大学附属大泉小学校 教諭
-
愛知県公立中学校勤務
-
大阪大谷大学 教育学部 教授
-
神奈川県公立小学校勤務
-
寝屋川市立小学校
-
明石市立鳥羽小学校 教諭
ご意見・ご要望、お待ちしています!
この記事に対する皆様のご意見、ご要望をお寄せください。今後の記事制作の参考にさせていただきます。(なお個別・個人的なご質問・ご相談等に関してはお受けいたしかねます。)
この記事に関連するおススメ記事

「教育エッセイ」の最新記事
