2024.02.08
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小学校外国語活動・外国語科授業なんでも相談会

小学校外国語活動・外国語科におけるパフォーマンス評価について話をしました。
使用した資料を添付しております。

兵庫県公立小学校 教諭 羽渕 弘毅

パフォーマンス評価の悩みはつきない…!

小学校英語教育学会(JES)の授業改善委員会による「小学校外国語活動・外国語科授業なんでもない相談会」が開かれました。
今回は私が「現場の先生相談係」という大きな役割をいただきました。
私自身も指導者という立場で「これでいいのだろうか?」という不安は常に抱いています。
今回は皆さんにお話することで自分の指導の整理にもつながりました。

参加されている方の多くは、パフォーマンス評価に関しては「やってはいるものの…大丈夫かな?」という不安が大きいようです。
そこで私が取り組んでいる実際のパフォーマンス課題と「そもそも…パフォーマンス評価とは?」について話をいたしました。
今回は、「小学校外国語教育 学習評価ハンドブック」で紹介している事柄を中心に評価に関する「そもそも」を整理しました。

以下は今回のお悩み相談会の紹介したポイントです。

・そもそもパフォーマンス評価って?
・そもそも評価はなんのため?
・評価の質?
・そもそもルーブリックって?
・そもそもルーブリックって、どこから作るの?
・そもそも作って終わり?
・味見してみませんか?

という流れでお話しました。
ご興味のある方は資料を添付しておりますので、ご確認ください。

オンライン開催の強み

オンラインでご参加いただいた皆様、ご準備していただいた先生方、ありがとうございました。
今回の相談会は、学会員だけではなく会員でない方も無料で参加できるものでした
(日曜日にも関わらず、多くの方が参加されていることに驚きました)。
そうすることでこういった会にも多様性が生まれるのだと感じました。

また、相談会中にもチャットやオンライン掲示板アプリPadletを使用して気軽にコメントや質問をすることができました。

こういった会は対面の方が良いのでは?と正直思ったところもあったのですが、こういったツールを駆使することで対面のように双方向のやりとりを可能にすることができました。
まさにオンラインの強みです。
こういった会が増えるのは、個人的には嬉しいです(実際にギリギリまで子どもと遊んでいました…笑)。

今回詳しくお話することができなかったところはこの連載等で少しずつまとめていきたいと思います。

羽渕 弘毅(はぶち こうき)

兵庫県公立小学校 教諭
専門は英語教育学(小学校)、学習評価、ICT活用。 広島大学教育学部を卒業後、高等学校での勤務経験を経て、現職。 これまで文部科学省指定の英語教育強化地域拠点事業での公開授業や全国での実践・研究発表を行っている。 働きながらの大学院生活(関西大学大学院外国語教育学研究科修士課程)を終え、「これからの教育の在り方」を探求中。 自称、教育界きってのオリックスファン。

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