2022.04.03
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【小学校6年家庭科】持続可能な社会を生きる*SDGsアクティビティ(1)

この記事を書いている3月上旬。暦の上では春となっていますが、白馬山麓エリアは例年にないくらいの積雪量で、スキー場はもちろんのこと、街中にもまだまだたくさんの雪があり、もう少し雪景色が楽しめそうです。白馬の春は、5月のGW辺りまで山々の雪景色と山麓エリアの新緑が楽しめます。

さて、今回は6年生家庭科における最終単元「持続可能な社会を生きる」(開隆堂)の実践のご報告です。

この単元は、教科書では以下のような時数配当です。

9 持続可能な社会を生きる  4時間

①生活と環境のつながりを考えよう[1時間]

②物やエネルギーをどう使うか[2時間]

③環境のことを考えた生活を続けよう[1時間]

年間指導計画作成資料 - 開隆堂出版株式会社


今回は、これまでの家庭科での学習や他教科・領域などとの関連性を意識しながら、家庭科の視点で持続可能な社会に向けて、川柳で行動宣言をすることを単元の言語活動に位置付けました。

長野県公立小学校非常勤講師 清水 智

1.授業実施のきっかけ

春の白馬山麓エリアのスキー場。青空と雪景色の山々が特徴的です。

私は現在、長野県の公立小学校で講師として勤務している一方で、一般社団法人エンターキーの教育ICTコンサルタントとしての仕事もしております。
長野県池田町の小中学校で、GIGAスクール構想の推進をすべく、職員室のDX化、または授業における児童生徒・授業者の教育ICTの利活用促進などを進めています。
その中で、教育ICTを導入した授業モデルのプランニング、また授業実施もしています。今回は町内の小学校からご依頼を受けまして、授業プランニング・授業実施までを行いました。
小学校教員免許(東京都公立小学校主幹教諭、多数の校務分掌長など)・Google認定教育者レベル2などの経験がある教育ICTコンサルタントとしての強みです。

2.事前準備

池田町は2021年7月の段階で、全児童生徒・教職員へのChromebook配備が終了し、ネットワーク整備も完了しています。町内の小中学校では、高速の回線と一人一台端末、さらには教室内での大型モニター(MAX-HUBなど)も配備され、授業における教育ICTの環境整備が整いました。
また、Google for Education を利活用していく機運も高まってきていることから、私が飛び込みで授業しても各学級・学年で十分な対応が取れます。
今回は、実際の授業に入る前に、以下の課題をGoogle  classroomを通して児童に示しました。

3.事前課題「地球のためにどんなことをしている?」

レディネス調査のためGoogleスライドをコピーして配布。

児童の実態把握も兼ねて、教科書にも例示されている質問を、Google Classroomを通じて出しました。

「地球のためにどんなことをしている?」
・既習事項を活用した質問
・イントロの表紙をヒントに
・教科書WSに例文あり
例)買い物をする時に、地元で作られたものを買っている。(地産地消)
例)夏の暑い日には、すだれをかけたり、うちわを使ったりしている。(エアコンも併用)

これは、教科書付属のワークシートにもある項目で、学習の方向づけや想起に当たる部分です。Google Classroomで事前課題を提示し、事前に出された資料を元にして、黒板も使いながら1コマ目を始めよう!……と思った矢先、なんと、まん延防止措置の関係で、フルオンライン授業へと変更となりました。

4.フルオンライン授業へと変更

スプレッドシートでの共同編集への慣れも兼ねているため、項目は少なめ。そして、プルダウン形式で衣食住消費生活と関連付けました。

*清水(筆者) → 他校のパソコン室からリモート
*家庭科専科 → 被服室
*担任 → 6年生教室
*児童 → 被服室・6年生教室・自宅
という環境で実施することになり、予定変更。

(元々予定していた)私が教室内で実施する授業では、出された事前課題を黒板上で分類する予定でしたが(自分の取り組み3つのうちの1つを掲示)、フルオンラインとなったことでこの場面をスプレッドシートへの入力にしました。

清水 智(しみず さとし)

長野県公立小学校非常勤講師


元東京都公立小学校主幹教諭/現長野県公立小学校非常勤講師/教育ICT・学級経営コンサルタント/Google認定教育者レベル2

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