2019.04.25
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新刊『教えない授業―美術館発、「正解のない問い」に挑む力の育て方』

★アート鑑賞を通して子どもの学力・言語能力が伸びる!と大好評
★コミュニケーション力・表現力・論理的思考力を鍛える効果的手法
★小学校から大学まで、国語、社会科、理科など幅広い分野の実践事例を紹介

「どこからそう思う?」って聞いてみて!

ますます求められる「正解のない問いに向き合う力」「主体的に学ぶ力」はどうすれば伸ばせるのか。
芸術鑑賞の手法としてニューヨーク近代美術館で生まれ、新たな学習スタイルとして様々な分野で導入が広がる「対話型鑑賞」の考え方と実践法をわかりやすく紹介します。

目次

第1章 問いかけの魔法――対話型鑑賞とは何か
第2章 学びを促す仕掛け――対話型鑑賞の4つの柱
第3章 ある日の「教えない授業」
第4章 対話が生まれる理由――授業の中で起きていること
第5章 さまざまな分野で「対話型授業」
第6章 ナビゲーションの実践
第7章 よりよい学びの場づくりのために
第8章 対話型授業がひらく未来

あわせてご紹介!

冊子『先生のための対話型授業のススメ』(非売品)

冊子『先生のための対話型授業のススメ』は、本書『教えない授業 美術館発「正解のない問い」に挑む力の育て方』の中に登場する愛媛県内の小中学校・博物館で実施された10の授業事例をより具体的にご紹介するものです。

著者紹介

鈴木有紀(すずき・ゆき)
愛媛県美術館学芸員。1969年、愛媛県生まれ。好きな果物は伊予柑。中学生の時、修学旅行先で訪れた博物館で衝撃を受け、以来、学芸員になりたいという夢を抱く。その後、県内の自然・科学系博物館、歴史系博物館の勤務を経て、2001年より現職。美術館の教育普及を担当し、館内外で対話型鑑賞の普及に努める。趣味は弓道。好きな外国はブータン。弓が国技のブータンに和弓を持って行き、現地の友人たちと「親善試合」を行ったことも。本書で紹介した「えひめ「対話型授業」プロジェクト」を通じて「発見」したことは、「世の中は、わからないことだらけ」。でも、だからこそ、考え続ける姿勢をこれからも大事にしていきたいと思います。

~著者からのメッセージ~

愛媛県美術館では2015年度から4年間かけて、県内の小中高等学校の先生方、自然科学系博物館と歴史系博物館の学芸員、そして京都造形芸術大学アート・コミュニケーション研究センターを始めとする県外の専門家の方々とともに、『えひめ「対話型授業」プロジェクト』という事業を行いました。これは、ニューヨーク近代美術館で始まった対話型鑑賞というアート鑑賞の考え方を、図工や美術だけでなく、他の教科に応用・普及させたものです。 

今回ご紹介する本、『教えない授業 美術館発「正解のない問い」に挑む力の育て方』は、対話型授業の基本となる対話型鑑賞の基礎と可能性について解説したものです。また、もう一つの冊子『先生のための対話型授業のススメ』は、本の中に登場する愛媛県内の小中学校・博物館で実施された10の授業事例をより具体的にご紹介するものです。

どうぞ、お手にとっていただき、みなさんの子どもたちのためにお使いいただければ大変嬉しく存じます。

新刊『教えない授業―美術館発、「正解のない問い」に挑む力の育て方』

単行本(ソフトカバー)248ページ
出版社: 英治出版
版型:四六判
価格:本体1600円+税
発売日: 2019/4/17

画像・文:英治出版

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