2022.03.23
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新刊『授業で語る―違いから迫る本質論』

「教師のデザイン・アクション・リフレクション」の3つのキーワードに関連するご質問やお悩み、ご意見等を読者のみなさまより募集し、頂戴した内容を16のテーマに分類し、現役小学校教諭の土居先生と松村先生がそれぞれ解答している本です。

授業づくりに欠かせない16のテーマに、実践家2人が互いの「納得解」をぶつけ合う

2人の解答の「同じところ」や「異なるところ」が、本当に大切にしたいことをあぶり出す!

本書では「授業の責任は教師にある」という認識のもと、「教師のデザイン・アクション・リフレクション」をキーワードとしました。

〇デザイン:子どもの学びの場を構成するためのあらゆる要素をどうデザインするか
〇アクション:流動的かつ不規則な子どもの発言や動きをどう生かしていくのか
〇リフレクション:子どもの学びの在り様を振り返り、どうデザインしていくのか

本書には、唯一解も絶対的な解も書かれていません。

これからの授業づくりをともに考えていきたいという思いから、何を感じ取り、どこに「本質」を見出すのかは読者のみなさまに託しました。

本書が、唯一解のない教育という世界において、それぞれの「納得解」をつかむきっかけになれば幸いです。

目次

はじめに

教育現場の悩み1~4〔デザイン〕
これからの時代、授業はどうなる?
子どもに確かな力をつけながら、教師にとって持続可能な授業準備の仕方とは?
子ども主体の学習計画を立てるには?
年間を通した系統的な指導の実現のためには?

教育現場の悩み5〔デザイン・アクション〕
子どもが発言しやすい教室にするためには?

教育現場の悩み6~10〔アクション〕
板書で気をつけることは?
きちんと伝わる指示の仕方は?
子どもの発言の受け止め方はどうする?
子ども同士の対話はどのように組み込んでいる?
作業スピードに差があるクラスでのひと工夫は?

教育現場の悩み11~15〔リフレクション〕
個と全体との見取りのバランスをどう取る?
1時間の授業に対するリフレクションとは?
単元ごとのリフレクションの仕方は?
1年間を振り返るリフレクションとは?
子どもの学習状況をどう評価する?

教育現場の悩み16〔リフレクション・デザイン〕
授業アイデアはどうやったら湧くの?

特別対談 これからの授業の話をしよう。

おわりに

新刊『授業で語る―違いから迫る本質論』

著 :土居正博、松村英治
発行:東洋館出版社
定価:2,200円(税込)
仕様:296頁

プレゼント情報

文・画像提供:東洋館出版社

※当記事のすべてのコンテンツ(文・画像等)の無断使用を禁じます。

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