2024.10.18
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生徒とともに成長し続けたい

今回より「つれづれ日誌」の執筆の機会をいただきました。
刺激的で激動な毎日の中で感じたことや学んだことを発信し、共有させていただければと思います。

東京都内公立中学校 教諭 朝倉 しおり

蒔かぬ種は生えぬ

教員として中学校に勤め始めて、約5年となりました。何もかもわからないまま毎日置いていかれないように必死で走り続けた1年目。初めて担任として子どもと一緒に過ごした2年目。担任業務に加え様々なことを任せてもらい、奮闘した3年目、、、。気が付けば研修も無事に修了し、多くの人に支えてもらいながら様々なことに挑戦しています。今年度は初めての”大きな挑戦”が待っています。

教員になってまず思ったことは、「どの先生もすごい!」ということ。仕事の取り組み方やこなしている量、その先生の人柄や経歴など「こんなにすごい人たちと一緒に働くのか」と思い、毎日置いていかれないように必死に取り組みました。

変わりたいこと・変わらないもの

目標にしていることは「成長し続ける教員になること」。教員を志したときから、いつかは”何でもできるような先生”になりたいと思っています(簡単ではないことはわかっていますが、、、)。常に同じことを何年も何十年も繰り返し伝えていくのではなく、自分の情報や教えることを日々アップデートして変えていきたいです。社会はこれからも目まぐるしく変わり続けていくことでしょう。しかし、そんな変わりゆく毎日の中でも、自分の目標としている教師像は変わりません。社会の流れや風潮に対応できる、対応しようと努力できる人(教育関係者)でありたいですし、自分も日々新しいことを学んで伝えていきたいです。

誰よりも楽しんでいたい

中学生の大きなエネルギーを目の前に、新しいことを経験する毎日はとても楽しいものです。様々なことに悩みながらも、それらを乗り越えようと努力する姿にはいつも刺激と元気をもらい、「自分も頑張ろう」という気持ちにさせてもらいます。

もちろん毎日が楽しいことばかりではありません。授業がうまくいかない日があったり生徒たちに思うように声をかけられない日があったり、様々なことに追われて帰る時間が遅くなり睡眠が短い日があったりと上手くいかない日が続き辛いこともよくあります。

しかし、そんな「忙しさに追われている自分」が嫌いではない自分もいます。身体は疲れきっていたとしても、子どもたちのキラキラした笑顔や明るい声に飲み込まれて、いつの間にか元気に話している状況を楽しんでいる自分もいます。

それと同時に、何かあったときにはすぐに相談できる先生方や家族がいることも大きな支えです。未来のことはわからないけれど、素敵で尊敬する人たちと一緒に仕事ができる幸せな毎日を誰よりも楽しんで、一緒に成長していきたいです。

朝倉 しおり(あさくら しおり)

東京都内公立中学校 教諭


大学を卒業してすぐに公立中学校の教員になりました。
若手(寄り)の立場で生徒と一緒に日々勉強中。
「成長し続ける教師」を目指して考えたことや独り言を発信していきます。

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