個別添削可能なFormの作り方。
私の勤務する長野県でもGIGAスクール構想が着々と進み、一人一台端末使用やWi-Fiネットワークが整備されてきました。
また、県内ではGoogle Workspaceを採用する自治体が多くあり、授業内での利用も多くなってきました。そこで、今回は個別添削可能なForm(フォーム)のつくりかたをご紹介します。
(きっかけは、英語教諭からの「名前スペルの添削・個別のフィードバックをしたいのだけれど・・・というリクエストからでした)
*Form(フォーム)*
Google フォームを利用すると、ブラウザ上で作成するアンケートが作れ、児童生徒アンケートだけではなく、様々な情報収集に役立ちます。回答はスプレッドシートで集計することも可能です。
長野県公立小学校非常勤講師 清水 智
1.Formの作成
- Formを新規作成
まずはここから。紫色のアイコン「フォーム」からです。児童によるアンケート集計の学習(国語科や特別活動など)でも十分利用可能です。 - 歯車アイコンからフォームの細かな設定
*画像参照
細かな設定があるので、ここは画像を参照してください。回答者が行える操作にチェックを入れておくことで、児童生徒自身のセルフチェックができます。 - Formの設問作成
- 解答集作成をクリック
- 正答と解答別フィードバックを設定
ここでの不正解に対するフィードバックも設定することで理解の定着を促します。
2.教師が個別の回答を確認
3.児童生徒が自分で確認する
- 児童生徒が送信後画面でスコアを表示し、自分で確認する。
最初の設定で回答を1回にする設定をしておくことで、重複したテストは行えなくなります。また、この機能を使うには児童生徒のGoogleアカウントでのログインは必須です。
*画像参照 - 生徒に個別のフィードバックが表示される。
フィードバック=紙テストの返し・直しの場面です。フィードバックをどう授業内で活用するかが大事です。
→ 授業時間内でテスト実施・フィードバックが可能であれば、再テスト。
→ テスト後に全体で誤答問題の確認
など、学級や教科の実態に応じて実施してみてください。
大事にしたいのはスピード感です。
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