2018.04.16
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1学期 学級懇談会(保護者会)の流れ

新学期が始まりました。
新しい学級で、子どもたちとのすてきな出会いはできたでしょうか。
担任としては、子どもとの関係が一番大切ですが、学級経営をうまく進めていく上では保護者との関係もキーとなります。
今回は、保護者との出会いをうまく進めるために、学級懇談会(保護者会)で準備することについて説明します。
(※本校では、4月の下旬に学習参観と学級懇談会(保護者会)を実施します)

大阪市立堀江小学校 主幹教諭   (大阪教育大学大学院 教育学研究科 保健体育 修士課程 1年) 川村幸久

◆学級懇談会のテーマ「つながる」◆

まずは、学級懇談会の流れを一枚のレジュメに

まずは、企画書づくりです。
学級懇談会は
 ① どのような流れで
 ② どのような内容を
 ③ どのような形態で
実施するのかを当日をイメージしながら一枚の(レジュメ)に作成します。
新採用の先生であっても、学級担任であれば一人で司会進行・説明を行うので、学年の先生と共通して保護者に伝えないといけないことがあれば、事前に確認しておきましょう。

【流れ】
 ① 担任の自己紹介
 ② 子どもたちと出会っての印象・子どもたちの様子
 ③ 今年度の学級経営の方針
 ④ 学級担任の大切にしていること
 ⑤ 持ち物や宿題について
 ⑥ 一緒に子どもたちを見守り、温かい目で成長を見守りましょう
 ⑦ 年間行事予定の確認
 ⑧ 保護者参加型学級懇談会

企画書を作成するにあたってのテーマは、学級懇談会を通して少しでも「保護者同士、保護者と先生がつながる」です。
 ・ 先生のことを保護者の方にわかってもらうこと。
 ・ 保護者同士も知り合いになってもらうこと。
この2点を必ずおさえて企画書(一枚のレジュメ)を作るようにしましょう。


◆企画書づくり◆

授業の指導案・細案と同じように話す内容も考えよう

1枚の企画書(レジュメ)ができたら次は、授業の指導案や細案と同じように話す内容を項立てして考えます。

【学級懇談会 詳細】
①担任の自己紹介
  ・ これまでの勤務校や経験年数
  ・ 教師になったきっかけ(教育に対する想いを)
  ・ 趣味や特技(先生のことを知ってもらう)
  ・ 休日の過ごし方 など
  (※先生の素顔をたくさん知ってもらえるように色々な話をしましょう)

②子どもたちと出会っての印象・子どもたちの様子(ビデオ)
  ・ 子どもたちとの出会いについて(始業式の様子、第一印象)
  ・ 何週間か過ごしての印象(子どもたちのよい所をたくさん)
  ・ 学習や休み時間の様子
  (※ビデオで子どもたちの学習の様子や、休み時間の様子などがあればいいですね)
  (※教室の背面掲示には、子どもたちの自己紹介カードや図工での作品を掲示する)

③今年度の学級経営の方針
  ・ 学校は勉強するところ
  ・ 友達と仲良くするところ
  ・ いじめは絶対にゆるさない
  (※始業式の日に、子どもたちに話した内容を保護者に伝える)

④学級担任の大切にしていること
  ・ あいさつや返事ができる子に
  ・ いろいろなことに挑戦し、努力できる子に
  ・ 困っている友達に優しく声をかけることができる子に

⑤持ち物や宿題について
  ・ お道具箱や筆箱の中に必要な物 
  ・ 忘れ物をしたら
  (※忘れ物をするのは、誰にでもあること。大切なことは、そのあと、どう行動できるか)
  ・ 家庭学習ではどのような内容をするのか(音読、漢字、計算、自主学習の内容)

⑥一緒に子どもたちを見守り、温かい目で成長を見守りましょう
  ・ 何か困ったことがあったら
  (※先生が一人で把握できることは、子どもの生活のほんの少し)
  (※学級や家に帰ってからの子どもの言動や様子で何か変わったことや気になることがあったら教えて欲しい)

⑦年間行事予定の確認
  ・ 保護者に来てもらう必要がある日
  ・ 特別に準備するものがある日
  ・ 長期休業の予定 等

⑧保護者参加型学級懇談会

◆次回予告◆

保護者同士が少しでもつながるために

今回は、学級懇談会(保護者会)をどのような流れで実施するかについて紹介しました。
次回は、学級懇談会の中で、保護者同士が少しでもつながるためにできる活動を紹介します。

川村幸久(かわむら ゆきひさ)

大阪市立堀江小学校 主幹教諭
(大阪教育大学大学院 教育学研究科 保健体育 修士課程 1年)
教師生活15年目。これまでの担任・教務主任の経験、大学院での学びを省察し、学級経営やICT活用、体育科教育を中心に、皆様と情報共有をさせて頂ければと思います。

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