コロナ禍でもできるやりとり
『大移動トーク』
子どもたちは色々なペアと話すことができるのが楽しいようで、この方法を『グルグル』と呼んでいます( 靜哲人先生の方法と似ていますが…)。
子どもたち同士のやりとりを考える時に、条件として
●マスクの着用
●ソーシャルディスタンス(子どもたちはどうしても話しているうちに近づいてしまう)
●換気
●短時間
●誰でも、いつでも評価できる
を考えました。
以下のような手順で行います。
※ファイルを添付しております。ご覧ください。
コロナ禍でもできる やり取りの評価方法.pdf
補足
「机の向きを変えたら…?」という意見が、同僚からありました。
向きを変えることでソーシャルディスタンスをとれるだけではなく、子どもたちにとっては移動しやすくなったようです。
アドバイス、ありがとうございました!
『大移動トーク』で無理のないやり取りの評価を
苦手な子は、ペアの話す様子を見たり、使えそうな表現をメモしたり…。1分間を最大限に利用します。
タイマーのアプリを起動、テレビには、移動方法を表示させておきます。
やりとりを評価するのは難しいという話がありますが、このような活動を適宜入れていけば無理なく全員を評価することができます。
羽渕 弘毅(はぶち こうき)
兵庫県西宮市立甲陽園小学校 教諭
専門は英語教育学(小学校)、学習評価、ICT活用。 広島大学教育学部を卒業後、高等学校での勤務経験を経て、現職。 これまで文部科学省指定の英語教育強化地域拠点事業での公開授業や全国での実践・研究発表を行っている。 働きながらの大学院生活(関西大学大学院外国語教育学研究科修士課程)を終え、「これからの教育の在り方」を探求中。 自称、教育界きってのオリックスファン。
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