子供発信で繋がる教育支援連携
私達は、子供がいるから出会い、こうして繋がることができました。まさに子供発信のおかげさまです。
京都教育大学附属特別支援学校 特別支援教育士・臨床発達心理士・特別支援ICT研究会 中川 宣子
エピソード1:地域⇔学校

エピソード2:学校⇔地域
エピソード3:学校⇔家庭
エピソードから・・・子供発信の教育支援連携
これらのエピソードを通じて、Aさんのご家族から、次のようなメッセージが届きました。それは・・・
「学校・デイサービス・お家でと、A自身が情報共有を発信しているのがスゴイな〜と感心しています」
私はハッとしました。そうなんです!まさにその通りなんです。私は兼ねてから「子供達の為に繋がること」の大切さを「教育支援連携」として提唱していますが、上記のエピソードからわかるように、子供自身が情報発信をしていて、私達は子供を通じて情報を共有することができ、学校も家庭も地域も、子供自身によって繋がっているのです。私達が繋がっているのは、まさに子供のおかげさま。子供が私達を繋げてくれているのに、私達が繋がらないなんてことはないですよね。
学校・家庭・地域が、子供達の自立と社会参画という目標を共有し、共に力を合わせ協働で教育支援を行うこと、つまりは「教育支援連携」の大切さをあらためて確認したエピソードでした。
学校が夏休みに入り、子供達は家庭や地域での生活が中心となります。楽しい経験を沢山して、また一歩大きく成長してほしいと願います。いつでも私達は子供発信で繋がっています。
明るく強く楽しく、これからも教育支援連携していきましょう!(^-^)!
参考資料

中川 宣子(なかがわ のりこ)
京都教育大学附属特別支援学校 特別支援教育士・臨床発達心理士・特別支援ICT研究会
「特別支援教育とは、子ども達の特別な才能を学校・家庭・地域の連携により支え、教え、育てること」と考えています。日々の教育実践を、情報発信・交流し合い、共に子ども達の成長・発達に役立てていきましょう!
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