2017.12.07
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「チームワーク」を発揮しよう!

12月は「師走」と言いますが、近頃は一年中、先生達は走り回る程の忙しさですね。先生達の働き方改革・・・必要ですね。

京都教育大学附属特別支援学校 特別支援教育士・臨床発達心理士・特別支援ICT研究会 中川 宣子

今回は、学校の「チームワーク」について考えてみたいと思います。
学校は「チーム」で仕事をしていますが、果たして「チームワーク」良く仕事ができているでしょうか。
皆さんの学校は、「チームワーク」が発揮できていますか?

いろいろな「チーム」

例えば、校長・副校長・教諭・給食調理員・管理用務員・事務職員は、学校目標を遂行するためのチームです。
日々の授業においても、特別支援学校ではTeam-Teaching、つまり授業場面において、2人以上の教員がチームとなって授業を行っています。
また「デジタル連絡帳アプリ」によってより繋がる教師・保護者・学校は、子ども達の成長・発達を教育支援するチームです。

「チームワーク」とは

これらを見ていくと、「チーム」とは、ある目標に向かって集まった組織体のことを指していることがわかります。
となると「チームワーク」とは、目標を達成するために、チームメンバーで役割を分担して協働することだといえます。

「チームワーク」に必要な5つのポイント

先日「チームワーク」に関する面白い記事を見つけました。Hoegl, M. and Gemuenden, H. G. (2001)
それは「チームワーク」を発揮するために必要な5つのポイントです。紹介します。
1.明確な目標 (ゴールは何か?)
2.役割分担  (メンバーはそれぞれ何をするのか?)
3.自律    (一人一人が積極的に参加しているか)
4.情報共有  (全員が同じ情報を共有できているか)
5.実行力   (議論して結論を1つにまとめられるか)

さてどうでしょう。
あなたの思い浮かべる「チーム」はこの「5つのポイント」に当てはまり、「チームワーク」が発揮できているといえましたか?
今年もあと僅か。今年取り組んだ色々な事柄を振り返る時期です。
その中の一つとして、それぞれの「チーム」が、「チームワーク」を発揮できたかを問うてみることも大事ではないでしょうか。
「そう言えば、4.情報共有が不十分だったなぁ・・・よし、次からは共有ファイルを作ってみよう!」


参考資料
  • Hoegl, M. and Gemuenden, H. G. (2001) Teamwork quality and the success of innovative projects: A heoretical concept and empirical evidence. Organization Science 12 (4), 435-449.

中川 宣子(なかがわ のりこ)

京都教育大学附属特別支援学校 特別支援教育士・臨床発達心理士・特別支援ICT研究
「特別支援教育とは、子ども達の特別な才能を学校・家庭・地域の連携により支え、教え、育てること」と考えています。日々の教育実践を、情報発信・交流し合い、共に子ども達の成長・発達に役立てていきましょう!

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