「小さい秋 見つけた!」教育共生の姿
♪誰かさんが 誰かさんが 誰かさんが見つけた 小さい秋 小さい秋 小さい秋見つけた・・・♪
思わずこの歌を口ずさむ季節になりましたね。
京都教育大学附属特別支援学校 特別支援教育士・臨床発達心理士・特別支援ICT研究会 中川 宣子
季節の題材
「小さい秋、見つけた!」五感を使った学習
以前、秋が近づくこの季節になると、「小さい秋、見つけた!」という題材名で、
子ども達と一緒に校内を散歩したり、校外の公園に出かけたりして、秋探し、秋発見の学習をしたことがありました。
「あっ!あった!」と言いながら、
どんぐりを見つけて拾ったり、真っ赤や黄色に染まった葉を集めたり、サツマイモ堀りをして焼き芋を食べたり・・・。
子ども達一人一人が、小さなバケツを持って、「小さい秋」を探しました。
目で見て探す、耳を澄ませる、肌で感じる、舌で味わう、香りを嗅ぐ・・・・
子ども達は「小さい秋」を探すことを通じて、五感を使って学習していきました。
「小さい秋、見つけた!」家庭学習
この学習の様子を、保護者に伝えたところ、家庭でも「小さい秋」探しが始まりました。
秋の夕焼け
土手に咲くヒガンバナ
実りはじめた柿の木
名前のわからないキノコ
風に揺れるススキ
拾った栗で作ったパウンドケーキ
十五夜お月さま
これらは保護者から送られてきた写真です。
(「デジタル連絡帳アプリ」より)
子ども達の周りには、
たくさんの「小さい秋」があることを、
ご家庭から気づかせてもらいました。
どれも印象深い「小さい秋」でしたが、中でも「実る稲穂」の写真には、
「小さい秋」を見つけてカメラを向けた家族の影の姿が映っていました。
それは、子どもと一緒に「小さい秋」探しをしてくださった姿でした。
教育共生の姿
学校で学習したことを家庭で活かし、家庭で学習したことを学校で活かす・・・
子どもの成長・発達と共に、
子どもも大人も、教え、教えられ、育ち、育てられ、共に生きる、
まさに教育共生の姿となります。
あなたも一緒に「小さい秋」を探してみませんか。

中川 宣子(なかがわ のりこ)
京都教育大学附属特別支援学校 特別支援教育士・臨床発達心理士・特別支援ICT研究会
「特別支援教育とは、子ども達の特別な才能を学校・家庭・地域の連携により支え、教え、育てること」と考えています。日々の教育実践を、情報発信・交流し合い、共に子ども達の成長・発達に役立てていきましょう!
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