2017.05.16
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様々なコミュニティとの繋がり

教員に限らず、
人は様々なコミュニティに所属して
生活しています。

仕事に関するコミュニティだけでなく、
地域やスポーツ、趣味などによる
コミュニティもあると思います。

今回は、
様々なコミュニティと
繋がることの意義について
書きたいと思います。

前 山形県立米沢工業高等学校 定時制教諭  山形県立米沢東高等学校 教諭 高橋 英路

コミュニティ?

コミュニティの定義は様々だと思います。

とりあえず、
この記事の中では、
「同じ目的や志を持った集団」
という意味で用いたいと思います。

例えば、
仕事上では、
「◎◎高校職員」「◎◎高校地歴科」
といったものも
コミュニティの一つだと思います。

校外に出てみれば、
「◎◎地区社会科研究会」
「◎◎県◎◎部顧問会」
といったコミュニティに属している
先生もいるかもしれません。

プライベートでは、
家族はもちろん、
「◎◎同好会」
「◎◎スポーツ少年団」

さらに、名称などなくとも
同じ趣味を持つ仲間も
コミュニティです。

軸足の置き方は違えど、
多くの人が
複数のコミュニティに
所属しているはずです。

コミュニティに属する意義

では、
様々なコミュニティと繋がることに、
どんな意義があるでしょう?

私が繋がっているコミュニティを例に
いくつか紹介したいと思います。

(1)気楽なコミュニティ

私はスキーが趣味で、
仲間と一緒に滑りに出かけます。

道具の手入れや購入について
あれこれ考えたり、
滑りながら
たわいもない話をするのが
自分にとって癒しにもなっています。

こうした癒しの場を持つことで
普段の仕事や家庭のことに対する
モチベーションも上がり、
良い意味で相乗効果をもたらしてくれます。

(2)切磋琢磨するコミュニティ

私は小さい頃から武道をやっていて、
現在も地元の稽古に参加しています。

武道はいくつになっても
続けられるものなので、
スポーツ少年団などの
子どもたちを指導するだけでなく、
一般の大人同士でも練習しています。

汗をかいてリフレッシュできる
ということもあります。

しかし、それ以上に、
自分の技術の上達のために
試行錯誤したり、
目上の方から指導を受けたり
することは非常に良い機会です。

大人になると、
(特に教員はそうかもしれませんが)
誰かに注意されるということが
少なくなります。

私が稽古に行くと、
技術的なことはもちろん、
礼儀や所作といった基本的なことまで、
様々な指摘を受けます。

この歳になり、
そうした指摘をいただくことの
ありがたみを感じることができています。

こうした経験ができるのも、
コミュニティに属していることの
意義だと思います。

(3)強い目的意識を持つコミュニティ

最後に、
つい先月のことになりますが、
近隣の高校の先生方と、
授業改善を目指す勉強会を
立ち上げました。

初回のミーティングで
何をしたいのか?
何のために立ち上げるのか?
といったことについて共通理解を図りました。

立ち上げメンバー皆が話したことは、
目の前の生徒たちのために、
日々の授業を良くしたい!
ということでした。

私が印象に残ったのは、
初回ミーティングで
「自分の授業が分かるような資料が
あればご持参ください」
とお願いしたところ、
年度当初の多忙な時期にも関わらず、
それぞれの創意工夫が凝縮されたプリントを
全員が持参してくれました。

それだけ、
参加者の目的意識や、
何とかしたい!という気持ちが
強かったのだと思います。

こうしたコミュニティに参加する
最大の意義は、
他校の先生と意見交換すること
だけではありません。

そうした先生方の
熱い気持ちに触れるだけでも、
自分にとって大きな刺激となります。

やはり繋がりは大事

今回は様々なコミュニティに
所属することの意義について
私なりに感じているところを
書いてみましたが、
皆さんはいかがでしょうか?

どんなコミュニティに
所属していますか?
そして、
どんな影響や刺激を受けていますか?

普段はあまり意識していなくても、
こうして考えると、
ずいぶんいろんな人と
繋がっているんだなぁと
実感させられます。

また、これまでの自分にない
新たなコミュニティに飛び込んでみたり、
同志を集めて新たなコミュニティを
作ってみたりするのも
面白いかもしれませんよね。

直接的でないにしても、
意図していなくても、
様々なコミュニティからの学びが、
自分の教員としての幅を
広げてくれると思います。

最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。

高橋 英路(たかはし ひでみち)

前 山形県立米沢工業高等学校 定時制教諭
山形県立米沢東高等学校 教諭


クラス担任と、地歴科で専門の地理を中心に授業を担当。生徒達の「主体的・対話的で深い学び」が実現できるよう、p4c(philosophy for children)やKP(紙芝居プレゼンテーション)法などの手法も取り入れながら日々の授業に取り組んでいます。

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