2015.07.07
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20th New Education Expo 2015 in 東京 現地ルポ(vol.2)

「New Education Expo 2015 in 東京」が6月4~6日の3日間、東京・有明の東京ファッションタウンビルで開催された。2回目の現地ルポでは、特に多くの人々の注目を集めた筑波大附属小学校の公開授業を紹介する。最新のタブレット端末や学習者用デジタル教科書といったICTツールを、同小学校の授業ではどう使うかと、皆興味津々。会場は大盛況で、約300席用意された座席は満席。その周りを立ち見客がぐるりと取り囲み、テレビや新聞なども取材に訪れていた。

1人1台タブレット端末で「授業のねらい」を達成する

教科教育の研究を基盤とした1人1台タブレット端末を活用した公開授業(国語・算数)

【国語】筑波大学附属小学校……青山 由紀 氏
【算数】筑波大学附属小学校……山本 良和 氏

<国語授業>

学年・教科:6年生 国語科
単元:ものの見方を広げよう(全12時間)
教材:「『鳥獣戯画』を読む 高畑勲」(光村図書)
本時(5時間目)のねらい:(1)筆者の絵と絵巻物の読み解きを読み取った上で、自分なりに読み解く。 (2)資料の提示の仕方の工夫から筆者の意図に迫る。
指導者:青山 由紀 教諭
使用教材・教具:タブレット型PC(Windows 8)、学習者用デジタル教科書(光村図書・Windows版)、電子黒板、授業支援システム(ActiveSchool FCR)、教育用学習支援ツール(デジタルスクールノートV2)

タブレット型PC+学習者用デジタル教科書で説明文を読む

筑波大学附属小学校 青山由紀 教諭

1人1台のタブレット端末が教育界で話題になって早や数年。全国各地で普及が始まっているが、その一方で「このブームに乗り遅れるな」と気が焦り、「タブレット端末を授業でどう使うか」という肝心な視点が抜け落ちたまま、導入を進めるとしたら残念なことだ。すでにタブレット端末を授業で活用している学校は、あくまで教具の一つととらえ、「授業のねらい」を達成するために効果的に使っている。

筑波大附属小学校もその一つ。この日の公開授業でも「授業のねらい」がまず明確にあり、それを達成するために1人1台タブレット端末や学習者用デジタル教科書などを使う場面を設定していた。

まず行われたのは、6年生の国語の授業。光村図書の教科書に収録されている「『鳥獣戯画』を読む」が教材だ。アニメーション映画監督の高畑勲さんが、『鳥獣戯画』は漫画やアニメの原点であると解いた、説明文である。

説明文の授業で、「授業のねらい」となるのは何だろうか。学習指導要領に記された内容をまとめてみると――

●文章の内容を的確に押さえ、要旨をとらえること。事実と感想、意見などの関係を押さえ、自分の考えを持って読むこと。
 そのためには、
(1) 書かれている事柄や構成を正しく読み取る
(2) 筆者の考え方を読む
(3) 自分なりの考えを表現する

こういった授業展開や指導が必要になってくる。そこでまず、指導者の青山由紀教諭は、タブレット型PCと学習者用デジタル教科書を使って、「(1) 書かれている事柄や構成を正しく読み取る」を進めた。

発表がスムーズに進み、議論が活発になる

説明文の事柄や構成を理解するには、まず一文一文丁寧に読み解いていかねばならない。ここで、タブレット型PC+学習者用デジタル教科書の特長が発揮されていた。

マーカー機能で文章を色分けして分類

子ども達は自分のタブレット型PCで学習者用デジタル教科書を開き、じっくり読みながら、マーカー機能を使って一文ずつ色分けして塗っていった。「事実」は黄色、「説明や着眼点」は青、「筆者の解釈(考え)」は緑、「筆者の評価(褒め言葉)」は赤と、各文を色分けし分類することで、説明文の構成を解析したのである。

説明文を読み解く作業としては古典的な手法だが、アナログ作業と違い、書いたり消したりの試行錯誤ができ、色分けがきれいにできる。ICTならではの特長といえる。

タブレット型PCで学習者用デジタル教科書に書き込んだら、発表だ。ここでも、ICTならではの良さが発揮された。授業支援システム(ActiveSchool FCR)を使い、子どものPC画面を壇上の電子黒板にパッと映し出す。すると、その子がどんな分類をしたか一目瞭然。昔のように、紙の教科書やワークシートを使い、口頭で自分の意見を説明しようとしたら、どうなるだろう。「○段落目の○行目は、『事実』に分類しました」と発表しても、「え? どこのこと?」と戸惑う子どもが必ず出るはずだ。全員に行き渡らせるのに時間がかかり、授業の流れが一旦止まるだろう。

しかし、タブレット型PC+学習者用デジタル教科書+電子黒板+授業支援システムを使えば、友達の発表をすぐに理解できる。だから発表者を増やせる。子ども達に発表の機会をたくさん与えられるのだ。

発表者が増えれば、当然議論も活性化する。
「Aさんは5段落目のこの文を『事実』に分類しているけど、この文の文末は『~かな?』になっているから、『事実』ではなく『筆者の解釈』だと私は思います」
 と、ある子が異議を唱えると、それを聞いた別の子が、
「そういえば、同じ5段落目に、『きっと~ではないか』という言葉が使われている文がある。これも『事実』ではなく『筆者の解釈』だと思います」
 と指摘するなど、すごいスピードで議論が深まっていった。「文末の言葉が分類のヒントになる」という他者の発見を参考にして、読み解く姿も見られた。

自分の発見を学習者用デジタル教科書に書き込み、皆に伝える

山教諭は、子ども達が議論する様子を見守りながら、教師用タブレット型PCで全員の意見を一覧し、「Bさんの意見も面白いよ」「Cさんの意見も聞かせて」と発表を促し、議論の方向を導いていった。そして、授業のねらいの二つ目「(2)筆者の考え方を読む」へと誘導したのである。

フリーハンドで自由自在に書き込める

「7段落目について、Dさんがとても面白い書き込みをしています」
 と、青山教諭はDさんのPC画面を映し出した。そこには、説明文に掲載されている『鳥獣戯画』の絵に、矢印や丸が書き込まれ、「ストーリー」という文字も手書きされていた。挿絵や写真にもフリーハンドで発見や意見をどんどん書き込めるのも、タブレット型PC+学習者用デジタル教科書ならではの良さだ。

Dさんは、『鳥獣戯画』は1枚の紙に連続するシーンが描かれ、ストーリーになっていることを発見したのだ。

ここで青山教諭の指導がすごかったのは、あえてDさん本人には発表させず、「このDさんの意見を説明できる人はいますか?」と問いかけたこと。別の子どもに発表させることで、他者の考えを読み取り、自分なりに整理・解釈し、上手に伝えるトレーニングを行っているのだ。

Dさんの発見をクラス全体に行き渡らせると、青山教諭は核心を突く発問をした。
「よく見ると、教科書に載っている1枚目と2枚目の絵は、3枚目の大きな長い絵を切り取ったものだね。なんで筆者の高畑さんはこんなことをしたのかな? 同じ絵なのだから、載せる必要はないのでは?」
 なかなか難しい発問だが、これまで一文一文丁寧に読み解いてきた子ども達は、即座に答えた。
「4段落目に、『わかりやすいようにわざと切り離した』と書いてあるよ」
 それを受けて、
「じゃあ高畑さんは、何を『わかりやすく』伝えたかったのかな?」
 と畳み掛ける青山教諭。この問いにも、子ども達は本文を引用して明確に答えた。
「4段落目で『コマ割り』とか『紙芝居』『アニメ』という言葉を高畑さんは使い、『漫画だけでなくアニメの祖でもあるのだ』と言っています。そのことを伝えたかったから、わざと切り離したのだと思います」
 授業のねらい「(2)筆者の考え方を読む」を、筆者の言葉を引用しながら達成した瞬間だった。

残念ながら今日の授業はここまで。この後は、さらに筆者の考え方を読み解いていき、最終的には自分で選んだ絵の鑑賞文を書くという。

青山教諭の授業を拝見するのは4度目だが、いつも授業のテンポの速さと密度の濃さに驚かされる。この日も、子ども達の議論のスピード、理解の速さ、そして議論の深さには目を見張るものがあり、うかうかしていると子どもの議論についていけなくなりそうだった。授業計画や指導が素晴らしいのはもちろんだが、タブレット端末と学習者用デジタル教科書があってこそ、この速度と密度を実現できるのだと、最後に改めて明記しておきたい。

<算数授業>

学年・教科:4年生 算数科
題材:「折れ線グラフ」全4時間
本時(1時間目)の目標:(1) 新潟市の気温を表す場面を通して、棒グラフと対比しながら変化の特徴がわかりやすい折れ線グラフの特長を理解する。 (2) 那覇市の気温を折れ線グラフに表し、折れ線グラフから情報を正しく読み取ることができる。
指導者:山本 良和 教諭
使用教材・教具:タブレット型PC(Windows 8)、電子黒板、教材作成ソフト(スクールプレゼンターEX)、教育用学習支援ツール(デジタルスクールノートV2)、授業支援システム(ActiveSchool FCR)、デジタルペン(Neo smartpen N2)

単元の1時間目、導入の巧みさが光る

続いて行われたのは、4年生の算数の授業。折れ線グラフを学ぶ単元の1時間目だ。折れ線グラフとは何か、既習している棒グラフと何が違うのか、どんな良さがあるのか、どう使い分ければいいのかなどを学ぶのが、授業のねらいとなる。

筑波大学附属小学校 山本良和 教諭

この単元に限らず、単元の1時間目は、何から学びをスタートさせるのか、何をきっかけに子どもの学習意欲を引き出すのかが重要であり、教師の腕の見せどころでもある。山本教諭は、意外な所から授業をスタートさせた。
「タブレットはしばらく使わないのでしまってください」
 と指示するや否や、日本列島の衛星写真を電子黒板に映し出したのだ。

(1) 2枚の風景写真。どっちが那覇市で、どっちが新潟市?

その日本列島の衛星写真には、新潟市と那覇市の位置と名前が書き込まれていた。念の為に言っておくが、これは社会科の授業ではない。算数の折れ線グラフの単元である。この写真を見せながら、山本教諭は、
「ヨシオ君は、自由研究で何かを調べようとしています。何を調べようとしているのでしょう?」
 と発問した。
「何だろう……、新潟市と那覇市の距離?」
 と、やや戸惑った様子の子ども達。すると山本教諭は、
「ヒントを出しましょう」
 と、2枚の風景写真を電子黒板に表示した。1枚は、一面の雪景色が広がる雪原。もう1枚は、樹木にピンク色の花が咲き誇る風景だ。

正解は、雪景色が新潟市、花景色が那覇市

「どっちが那覇市で、どっちが新潟市でしょうか?」
 そう山本教諭が問いかけると、子ども達は火がついたように口々に意見を言い始めた。
「雪が降っているから新潟市! スキー場とかあるし!」
「那覇市は雪が降らないと聞いたから、雪の写真は那覇市ではないと思う!」
 そこで、山本教諭が
「新潟市や那覇市に行ったことのある人いる?」
 と問うと、たくさんの手が上がり、
「スキーに行った! 寒かった!」
「那覇はすごく蒸し暑かったよ!」
 などと、子ども達は目を輝かせながら生き生きと自分の体験を語り始めた。子ども達の興味関心、学習意欲が一気に高まったのがわかった。

(2) 気温を表したこの棒グラフ、どこかおかしいぞ?

月別の気温を表した棒グラフ。何か変?

「実はヨシオ君は、新潟市と那覇市の気温を調べたのです」
 と山本教諭は種明かしした、そして、
「では、ヨシオ君がまとめた月ごとの気温の棒グラフを見てみましょう」
 と、教材作成ソフト(スクールプレゼンターEX)で作成した教材を電子黒板に映した。その瞬間、一人の子どもが「あれっ?」と小さな叫び声を上げた。その棒グラフがこれだ。どうでしょう? 何か違和感がありませんか?

 このつぶやきを、山本教諭は見逃さない。
「今Aさんが『あれ?』と声を上げましたが、何かおかしいですか?」
 と発問。すると、子ども達はハイハイ! と競うように手を挙げ、おかしな点を指摘し始めた。
「縦軸が気温、横軸が月となっているのに、横軸に数字が書いてない」
「7月、8月などの真ん中辺りが高くなるはずなのに、左端が一番高いのは変だ」
 そして、ある子が気づいた。
「あ、これって月の順番じゃなくて、高い順に並んでいるのでは?」
 と。その通り! 山本教諭はよく気がついたねと褒め、
「棒グラフは、多い順、大きい順に表して比べやすいのが良い所だったね」
 と念を押した。折れ線グラフを学ぶ前に、棒グラフの特徴を再確認したのだ。

折れ線グラフの特長を子ども自ら発見、正しい書き方にも気づく

(3) このグラフは新潟市? 那覇市?

ここからいよいよ授業の核心である折れ線グラフの学習に入っていくのだが、その前に、山本教諭はいくつか問題を出した。
「ちなみに、一番気温が高いのは何月だと思う?」
「このグラフは、新潟市と那覇市、どっちの気温を表したものかな?」
 子ども達は身を乗り出して、
「8月だと思う! だって8月が一番暑いから!」
「新潟市だと思います。那覇市は冬でもこんなに寒くないと思うから!」
 と答えていった。

山本教諭の授業では、このような推理クイズとでも呼べるような出題が頻繁に行われていた。よく観察していると、この推理クイズには、次のような傾向が見られる。

◆知識を覚えているかを問うより、既習事項や体験、知識を使って、自分の頭で考える問題になっている
◆誰でも答えられる難易度の低いもの(例:一番気温が高いのは何月?)から、挑戦心を刺激する難易度の高いもの(例:このグラフは那覇市?)まで用意

この推理クイズの効果は抜群だった。子ども達は皆争うように自分の答えを発表。学習意欲が刺激されていると共に、集中力の持続に役立っているのがよくわかった。

(4) 月順に書き直したらどうなる?

「では、この棒グラフを月順に書き直せる人いますか? こんな感じになるという大まかなイメージでいいですよ」
 と、山本教諭は発問。指名された子どもが次々登壇し、電子黒板の上で書き始めたのだが、ここで本時の学びに直結する出来事が起きた。登壇された子は皆、棒ではなく線で、「こんな感じになる」とイメージを伝えて来たのだ。

「なぜ棒じゃなくて線で書いたの?」
 と、山本教諭。すると、子ども達はこう答えた。
「いちいち棒を書くより線の方が楽だし、冬は低くて夏は高くなることがわかりやすいから」
 折れ線グラフの特長の一つ「変化がわかりやすい」を、子ども達は自ら発見したのだ。

(5) タブレット型PCで折れ線グラフの特徴を考える

ここで初めて山本教諭は、こういうグラフを「折れ線グラフ」と呼ぶのだと教えた。そしてついにタブレット型PCの出番も来た。新潟市の気温を表した折れ線 グラフを、子ども達のタブレット型PCに配布。これは教材作成ソフト(スクールプレゼンターEX)で作ったデジタルワークシートだ。このグラフを見て、わ かったことを話し合いなさいと、山本教諭は指示した。

子ども達のタブレット型PCに配布されたワークシート

実はこのデジタルワークシートにも工夫が凝らされていた。新潟市の気温を記した折れ線グラフだけでなく、新潟市と那覇市の気温を月別にまとめた表も載せてあったのだ。表と見比べて、折れ線グラフならではの良さを発見せよとのメッセージである。
 そして、ここからある子どもが大発見をした。
「一つの紙に、那覇市と新潟市両方の折れ線グラフを書けば、違いがわかりやすくなるのでは」
 と、気づいたのだ。それを聞いて、
「すごい!」
「なるほど!」
 と、どよめく子ども達。だが、ここで敢えて山本教諭は子ども達に反論し始めた。
「同じ紙に二つの折れ線グラフを書くと、何の違いがわかるというの?」
 と山本教諭。
「月ごとの気温の違いとか」
「全体の様子の違いもわかるよ」
 と子どもが言い返すと、
「それは表でもわかるでしょう?」
 と、山本教諭も反論。しかし子どもも負けてはいない。
「表だと、数字を一つひとつ読まないと変化も差もわからないが、折れ線グラフなら一目でわかるよ!」

(6) タブレット型PCで折れ線グラフを書く

本時の学びもそろそろ仕上げ。山本教諭は、那覇市・新潟市の気温を月別にまとめた表と方眼が書かれた紙のワークシートを配布。折れ線グラフを書くよう指示した。

しかし、紙のワークシートにただ書かせるだけではなかった。ここで活躍したのが、デジタルペン(Neo smartpen N2)だ。これは、普通のペンのようにインクで書けるだけでなく、ペンの軌跡をそのまま記録、デジタル化し、リアルタイムにタブレット端末等のモニタに表示するという優れ物だ。つまり、子どもが紙のワークシートにデジタルペンで折れ線グラフを書いていくと、同時に自分のタブレット型PCで開いたデジタルワークシートにも、折れ線グラフが書かれていくのである。まるで透明人間がPCを操作してグラフを書いているような、不思議な光景だ。

最新のデジタルペン(Neo smartpen N2)で普通紙に書いた折れ線グラフが、PCのモニタにも同時に表示される

これを使うとどんな良さがあるか。まず、紙に書いていることが子どものPCにリアルタイムで反映されるので、授業支援システム(ActiveSchool FCR)を使って子どものPC画面を一覧表示すれば、全員の作業の様子を見守ることができる。机間指導では全員に目を配ることは難しいから、これは大きな利点だ。

次に、このデジタルペンはペンの軌跡を記録して、動画のように再生することもできる。この再生機能が活きたのが、次の場面だ。何人かの子どもが、折れ線グラフを書くのに失敗してしまったのだ。
「なぜBさんは失敗したのかな? 書く様子を見直してみましょう」
 と山本教諭は言い、デジタルペンの再生機能を使ってBさんが書いた軌跡を電子黒板上でリプレイした。方眼の上に、青い線が少しずつ描かれていく。その様子を見て、失敗の原因がわかった。6月の数値を7月の軸に書いてしまい、ひと月ずつズレてしまったのだ。
「じゃあ、上手に書けたCさんの様子を見てみましょう」
 と、今度はCさんが書く様子を再生し、
「二人の違いはなんですか?」
 と問いかけた。その違いは一目瞭然だった。Cさんはまず各月の数値を正しい位置に点を打ち、それから線を引いていった。対してBさんは、点を打たなかったのだ。
「折れ線グラフを書くときは、まず点を打つこと。それから線を引くようにしましょう」
 と山本教諭はまとめ、今日の授業を終わらせた。

今年も素晴らしい授業を見せてくれた筑波大附属小学校。最先端のICTの機能にも驚かされたが、授業計画の緻密さと指導力の高さはさすがだった。優れたICTは、優れた授業があってこそ効果を発揮する。その真理を再確認した一日だった。

写真:言美 歩/取材・文:長井 寛

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