2023.07.20
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21時退勤だった私が17時退勤になった方法~長期休みを有効活用~(その2)

さぁ、いよいよ夏休み!
しっかり休んで遊んで働くのが定時退勤への近みち!

寝屋川市立小学校 山本 優佳里

いよいよ待ちに待った夏休み!

この仕事は大変だけど「夏休み」があることで続けている人も多いのではないのでしょうか。
普段の平日に休みを取ることはなかなか難しいですが、夏休みだけは別。
わたしの自治体だと、とろうと思えば19連休ほどとれます(ちなみにわたしは13日連休です)。
ただ。ただ。
この長期休みを普通に休みやレジャーのみに充ててしまうのはもったいない!!!
1学期をふり返ってみてください。
時間に追われて思うように授業できなかったこと。
準備が間に合わず不本意な取り組みに終わってしまったこと。
わたしもあります。
「あ~間に合わない!とりあえずこの1時間は何とかやり過ごそう。。」
「もう少ししっかり授業準備できていたら分かりやすかったかな。。」とか。
その反省を2学期は繰り返さないように!
長期休みのうちにしっかり計画を立てておくのが2学期定時退勤への必勝法です!☆!

長期休み中にすること

①各教科の2学期の時数確保

通知表を管理職に提出する日から逆算して、2学期分の時間割を組んでおく(ただし、変更できるほどの融通さは残しておく)。
逆算して考えることで、全体的に調整でき、間に合わない現象を防ぐことができます。
また図工や家庭科などの実技系も、どの時期に何を作る。など決めておくと、2学期がスタートしてバタバタな毎日の中で決めなくて済みます。

②行事の中身を詰めておく

2学期は一番ボリュームの多い学期です。
例えば
〇運動会…振付・隊型移動・練習日程 などしっかり決めて関係する学年に共有しておく。
〇授業参観…板書まで考えられたら怖いもんなし!
〇修学旅行や林間学校…当日の動き(細案)はもちろん、事前・事後学習の取り組み
〇音楽発表会…歌や合奏の曲決め、練習日程
などなど、量はたくさんありますが、時間がたっぷりある夏休みに自分ができる範囲での予定を立ておくと2学期の全体を把握でき、先を見通して考えることができます。

③できるかぎりの授業準備

国算だけでも授業の流れを考えて、板書案や使うプリントなどを作っておく(できれば理科社会も)。
書き出してみると、めっちゃ仕事してるなぁ。。。
と思いますが、そうなんです。
結構仕事します(笑)
でもわたしは、この仕事は「子どもが学校に居ないと休みみたいなもんだ」と思うタイプなんで(笑)
でもでも、考えてみると出勤しなくても教科書とノートがあればできる仕事がほとんどです。
わたしも13連休の中には家で”授業を考える”という仕事をするつもりです。
2学期の定時退勤に向けてこの長期休みを活用しない手はないです!

有意義な夏休みをすごしましょう♪

山本 優佳里(やまもと ゆかり)

寝屋川市立小学校
小学校教員として約10年間働いてきました。全学年の担任経験があり、学級通信の作成やお楽しみ会の企画が大好きです。私のモットーは「心でつながる」で、教育現場において大人の余裕やゆとりが子どもたちの健やかな成長に繋がると信じています。最近では、職場での効率化に取り組み、21時退勤から17時退勤に変えることができました。これからも、一生懸命子どもたちの成長を支え続けたいと思います。

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