2022.12.20
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新しい年を迎える時に

今年も結局、コロナに振り回されたような一年であったように思う。しかし、年末には例年の行事も復活し見通しは持てるようになってきた。これからの世の中答えがすぐには見つからない現代的な課題に我々がどのように立ち向かい、それを解決していくのかということが大切になってきています。
そうした時に、自分の思考法を見つめ直してみてはどうでしょうか。自分はどんなタイプの考えをしているのか、考えてみる時間を持ってみてはどうでしょうか。ロイロノートにも導入されている「シンキングツール」を使って考えてみてはどうでしょうか。

大阪大谷大学 教育学部 教授 今宮 信吾

【予測不可能な事態への対処】

もし今じゃなければ

まさにコロナ感染がそうでしたが、日々予測しないことが起きることは致し方がないと思っています。
そこで「キャンディーチャート」を使って「もし・・・なら」と言うことを考えてみた。
コロナ禍で大変な目にあったが、もしコロナが流行していなかったらどうだろうか。
様々な要因で経済的な不況が訪れているが、それも何かの意味があるのではないだろうか、などと考えてみた。

【ポジティブ・シンキング】

これでいいのかもしれない

景気が悪くなり、税金も増え、電気ガスなどの生活に必要なものの値段が上がっている。
しかし、こんな時こそ自分を奮い立たせて、いいことを探してみませんか。
そこで、「PMIシート」を使って自分の身の回りのことを考えてみた。
「最近急にテレビが壊れた」「予定していたことが急に変更になった」。
マイナスだと思うことをプラスにするためにPMIシートに書き出してみた。

【クリティカル・シンキング】

子どもたちに詩を書かせよう

私も一人の研究者の端くれとして、何かを作り出そうとする気持ちはある。
自分の得意なこと、まだチャレンジしていないことに挑戦してみたいと言う気持ちもある。
そこで、新たな研究領域を探り、何かを創り出すために「ピラミッドチャート」を使ってみた。
黙食などと言われ、子どもたちの我慢も限界にきているのではないだろうか。
そんな子どもたちに私ができることは何だろうか。
そうだ、ライフワークとして取り組んでいる詩を書かせることを研究に取り入れよう。

今宮 信吾(いまみや しんご)

大阪大谷大学 教育学部 教授


国公私立の小学校で教員を経験し、現在未来の教師を育てるために教員養成に携わっています。国語教育を核として、学級づくり、道徳教育など校内研究にも携わらせていただいております。ことば学びのできる教師と学校づくりを目指しております。

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