みなさん、こんにちは。
今回をもって、私の学びの場への投稿が終了となります。約6年間、100回以上の投稿にお付き合いいただき、深く感謝いたします。
また、この場を通して、たくさんの御縁をいただきましたことにも、深く感謝いたします。
「信頼関係」についてお話している途中でしたが、今回を残すのみとなりましたので、今、私が一番考えていることをお話しようと思います。
今年は、異常気象や天災による災害が多いです。「まさか」「こんなになるとは」と誰もが思ったことでしょう。そのような「想定外」が起こる時代だからこそ、子どもたちには「考える力」「行動する力」、すなわち「考動力」を身につけてほしいと思っています。
「考えて動く力」、「考動力」は、主に2つの分野で生かされます。以下の2つです。
(1)「想定外」の状況で、瞬時に深く考え、確実に行動に移す!
今年のように、身近に災害が起こった場合、「自分で考え」「自分で動く」ことが大切です。それは、一朝一夕につく力ではありません。子どものころから、日々、繰り返し学習することで身に付きます。私が尊敬してやまない「有田和正先生」の「有田学」がまさにそれです。
(2)「思いやり」=想像力=考動力!
人は、一人では生きていけません。お互いに支え合って生きています。災害が起こった時も、皆が支え合っていました。人がお互いを「思いやる」ことが、この世の中を生き抜くポイントだと思います。人を「思いやる」には、その人が何を求めているのか「想像力」を働かすことが大切です。「想像する」ことは、「考える」こと、つまり、実際に「動けるところ」まで想像することです。
考えて動く、「考動力」を生涯を通じて、それぞれの時期に、それぞれの立場で「楽しみながら鍛える」ことが、「持続可能な社会」をつくるためには欠かせません。
そして、そのためには「学び続ける」「学びを楽しむ」ことを大切にしていかなくてはなりません。
お話したいことはたくさんあります。
今後、定期掲載は終わりますが、自由掲載になりますので、時々、私も記事がアップされると思います。その時には、目を通していただければ幸いです。
今まで、おつきあいくださり本当にありがとうございました。
読者の皆様の御健康と御多幸を祈っております。
また、どこかで会いましょう。
それでは。

松森 靖行(まつもり やすゆき)
大阪府公立小学校教諭
休日には全国の教員セミナーに講師・受講者として参加、仲間と切磋琢磨しています。2014年度は大阪府の教員となり、若手教員研修を担当。若手の皆さんと一緒に学び直しをしています。
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