2017.03.01
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人は人によって、成長する

本年度は、大小含めて10以上、公開授業を課しました。
大変な時もあったのですが、私も子どもたちも楽しみながらできました。
特に、子どもたちにとっては自信になったようです。
社会科特有かもしれませんが、「人を通して学ぶ」ことを信念に取り組ました。

大阪府公立小学校教諭 松森 靖行

みなさん、こんにちは。
いよいよ3月。別れがせまってきました。
今年度の子どもたちとの授業はどうだったでしょうか?
教師の仕事はやはり、授業です。

私は、火曜日に本年度最後の公開授業を行いました。
本年度は小さいものも含め10以上の公開授業を自分に課しました。
最後は、社会科の政治「ハンセン病と基本的人権の尊重」でした。
ゲストにハンセン病回復者の方をお招きし、2時間。
お話と授業を組み合わせた内容で行いました。

子どもたちは、本気で追求し、涙する子もいました。
意見が止まりませんでした。
ゲストがいながらも、追求の授業を進めました。私の授業技術はまだまだですが、子どもたちの成長を感じる授業で、私も涙してしまいました。

ここ数年で、自分としては最高の授業でした。

やはり、「追求するための布石をしていく」ことは、必ず子どもたちの力になると思いました。
授業後、お礼を言いにきてくれた子がたくさんいました。
つい先日、ほとんどの教科の内容を終えたという話をしていると、泣き出す子が・・・。もっと先生と授業をしたいと話してくれました。

あと、数日です。

最後まで、子どもたちとがんばります。

以下、学級通信191号の内容です。
よろしければお読みください。

       6年3組学級通信     人は人によって成長し、人になる
 6年3組最後の公開授業でした。社会科、日本国憲法の「基本的人権の尊重」の学習で、「ハンセン病差別」について、みんなで考えていきました。ハンセン病回復者の(   )さんをお迎えして、岡山県の愛生園(療養所)での生活や今のくらしで悩んでいること、ハンセン病の今をたくさん語っていただきました。そして、みんなも本気で考え、話し合うことができました。
 参観されていた先生方から「6年3組は全員さぼらずに、本気で考えていますね。教室でのみんなのオーラ(雰囲気)がすごいです。」とうれしい言葉をいただきました。
 今回はハンセン病差別でした。「一番怖いのは何か。」という私の質問に、「病原菌とかではなくて、人の気持ち、差別する心」という結論になりました。みんなでたくさん考えて、話し合いました。ハンセン病以外でも、人は差別をするところがあり、それを防ぐには、政府の力だけではどうにもならない、自分たちで「正しい理解」を進めることが、差別を減らすことではないか・・・、などたくさんの意見が出てきました。ハンセン病差別から、全ての差別について考えることができました。
 (   )さんと学習することで、とても深みのある学習になりました。授業後、「先生、新しい内容や、森さんや(  )さんや奈良への見学、たくさん本物に触れさせてくれてありがとうございました。」と私に感謝の言葉をかけてくれた人がいました。「授業、とっても楽しかった。まだまだ先生の授業を受けたい。」と教えてくれる人もいました。
 私は涙が止まりませんでした。ずっと、みんなと授業をしていきたい、そんな気持ちです。「人は人によって成長し、人になる」私の信念です。たくさんの人から、大人になるために大切なことを、みんなは学んだのです。以下略

 それでは・・。

松森 靖行(まつもり やすゆき)

大阪府公立小学校教諭
休日には全国の教員セミナーに講師・受講者として参加、仲間と切磋琢磨しています。2014年度は大阪府の教員となり、若手教員研修を担当。若手の皆さんと一緒に学び直しをしています。

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