オーストラリアの小学校での卒業式
今回は、オーストラリア在住で12月にオーストラリアの小学校を卒業したばかりの柳沢大河くんから、卒業式の体験談をお寄せいただきました。大河くんがなぜオーストラリアの小学校を卒業することになったのかは、この記事の最後でも紹介している『オーストラリアの小学校に子どもたちが飛び込んだ』をぜひご一読ください!
オーストラリアの小学校での卒業式は、午後7時から、教会のミサで始まりました(オーストラリアでは、共働きの家庭がとても多いので、卒業式だけでなく、保護者懇談会や発表会などの行事が夜に行われることが一般的です)。
ミサがあったのは、僕が通っていたのがカトリックの学校だったからです。
まず7年生の生徒(ぼくの住むクィーンズランド州では、小学校は7年生まであります)が外からロウソクを持って教会の中にはいってきてイスに座りました。
大河くんのお母様からのコメント
日本の卒業式には涙はつきものですが、息子の学校の卒業式は、ダンスあり、カラオケあり、ごちそうありの楽しい雰囲気。また、こちらの卒業式は、最終日に行われることは少なく、式が終わってもまだ数日登校します。クラスメートたちとももう少しの間は会えるという状況にあるせいか、涙を流している子どもは一人もいませんでした。ただ、1年生の時からのスライドを見ている時に、大笑いしている子どもたちの後ろで、ハンカチで目を押さえている保護者はたくさんいました。
37名の7年生は、卒業後、カトリック系の女子校・男子校、その他のミッション系スクール、または州立校など、計13もの学校に分かれて進学しました。ちなみに、こちらでは私立はもちろん、州立校でも中高一貫教育を行っているため、子どもたちが小学校卒業後に通うのは「ハイスクール」となります。
関連情報
http://www.kaigaikakibito.com/
海外書き人クラブお世話係 柳沢有紀夫さん の本もご覧ください!
『オーストラリアの小学校に子どもたちが飛び込んだ.』
ブリスベン在住:柳沢大河
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