2006.02.21
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オーストラリアの小学校での卒業式

今回は、オーストラリア在住で12月にオーストラリアの小学校を卒業したばかりの柳沢大河くんから、卒業式の体験談をお寄せいただきました。大河くんがなぜオーストラリアの小学校を卒業することになったのかは、この記事の最後でも紹介している『オーストラリアの小学校に子どもたちが飛び込んだ』をぜひご一読ください!

写真中央前から時計回りに、卒業写真、卒業文集、アイルランドの詩、バッグ、卒業証書。

写真中央前から時計回りに、卒業写真、卒業文集、アイルランドの詩、バッグ、卒業証書。

オーストラリアの小学校での卒業式は、午後7時から、教会のミサで始まりました(オーストラリアでは、共働きの家庭がとても多いので、卒業式だけでなく、保護者懇談会や発表会などの行事が夜に行われることが一般的です)。

 ミサがあったのは、僕が通っていたのがカトリックの学校だったからです。
まず7年生の生徒(ぼくの住むクィーンズランド州では、小学校は7年生まであります)が外からロウソクを持って教会の中にはいってきてイスに座りました。

  • 聖堂の入り口で担任の先生にロウソクに火を灯してもらう。

    聖堂の入り口で担任の先生にロウソクに火を灯してもらう。

  • パズルピースをはめ込む。

    パズルピースをはめ込む。

卒業パーティーのご馳走はすべて保護者が持ち寄ったもの。

卒業パーティーのご馳走はすべて保護者が持ち寄ったもの。

お父さんやお母さんたちは先に座っていました。僕たちのイスの上にはパズルピースが置いてあって、一人一人前に出てパズルピースをはめていきました。パズルが完成したら神様の顔になります。その後は、歌を歌ったり、お祈りしたりしてミサが終わりました。ミサが終わってから、1年生の時から順にみんなの思い出の写真をスライドショーで見せてもらいました。写真を見ながら、みんなで大笑いしました。それから、校長先生から一人一人に小さな紙袋が配られました。中には、卒業証書とみんなが1ページずつ書いて作った卒業文集、7年生全員で撮った写真、アイルランドのお別れの詩を印刷したものが入っていました。
このケーキも保護者からの差し入れ

このケーキも保護者からの差し入れ

テーブルのデコレーションも保護者が担当。

テーブルのデコレーションも保護者が担当。

そしていよいよ学校のそばにあるボーリングクラブでのパーティーが始まりました。最初はみんなで持ち寄ったごちそうを食べました。チップス(日本でいうフライドポテト)やドリンク、チキンとかがありました。でも一番おいしかったのはお母さんが作った春巻きでした。
マカレナをダンス中。

マカレナをダンス中。

カラオケでご満悦の卒業生。アジア人居住者の多く住む地域にある学校なので、アジア系の子どもが多い。

カラオケでご満悦の卒業生。アジア人居住者の多く住む地域にある学校なので、アジア系の子どもが多い。

食べた後は子どもたちだけでいろいろダンスをしました。次にみんなでやったのはカラオケでした。「カラオケ」はオーストラリアでも人気なのです。10曲くらい歌ってみんなケーキを食べました。それからまた3曲歌って僕は帰りました。家に帰ったら夜の11時を過ぎていました。卒業式は火曜日にありましたが、金曜日まではまだ学校があったので、次の日はみんなとても疲れていて眠かったです。

大河くんのお母様からのコメント

日本の卒業式には涙はつきものですが、息子の学校の卒業式は、ダンスあり、カラオケあり、ごちそうありの楽しい雰囲気。また、こちらの卒業式は、最終日に行われることは少なく、式が終わってもまだ数日登校します。クラスメートたちとももう少しの間は会えるという状況にあるせいか、涙を流している子どもは一人もいませんでした。ただ、1年生の時からのスライドを見ている時に、大笑いしている子どもたちの後ろで、ハンカチで目を押さえている保護者はたくさんいました。

 37名の7年生は、卒業後、カトリック系の女子校・男子校、その他のミッション系スクール、または州立校など、計13もの学校に分かれて進学しました。ちなみに、こちらでは私立はもちろん、州立校でも中高一貫教育を行っているため、子どもたちが小学校卒業後に通うのは「ハイスクール」となります。

関連情報
記事協力:海外書き人クラブ
http://www.kaigaikakibito.com/

海外書き人クラブお世話係 柳沢有紀夫さん の本もご覧ください!
 『オーストラリアの小学校に子どもたちが飛び込んだ.

ブリスベン在住:柳沢大河

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