
道なき道を走ってくれた オートリキシャー
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牛の大群のお出迎え
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牛の大群のお見送り

ヒンディー語の 教科書と格闘中
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お宅拝見
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キッチンですが、鶏は 食用では ありません あしからず

ちょっと黒板拝見
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珍客乱入 鶏編
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珍客乱入 野良犬編
この青空教室では子ども1人あたり、毎月5ルピー(約13円)の授業料を家族から徴収しています。でもやはり、これだけでは先生のお給料もままならず、特にきちんとした後ろ盾がある訳ではないので、運営という面においては、かなりインド流で不安があります。この5ルピーの授業料が支払えずに学校を去っていった子どももいるそうです。この村の平均年収が5000ルピーぐらい。(約1万3千円)兄弟が3人いたとしたら年間180ルピー(約468円)かかるわけです。他の村の同じような青空教室の中には、NGOなどの団体の力を借りて無料で授業を行っているところもあります。
もちろんインドにも無料で通える公立の(初等教育機関)小学校がない訳ではありません。しかし学校の数が子ども達の数に比べて絶対的に不足しているのが現状です。この村の場合も、4キロ近く離れた他の村に公立小学校があるのですが、その学校はその村の子どもで一杯、とても他の村の子どもを受け入れられる余裕がないそうです。
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毎日が授業参観日と いうわけではありませんが。。。。
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あ~疲れた!!

先生できたできた 見て見て!!
このような青空教室でも、近くの公立学校の卒業試験に合格さえすれば、上級学校へ進学する事が可能です。この村の青空教室が生まれてから3年、ここから上級学校へ進学した子どもはまだいませんが、近くの村の青空教室を卒業して、今はカレッジで、バイオテクノロジーを学んでいる子どもがいるそうです。
貧困、古くから伝わる村の因習や偏見、このような村に住む子ども達が乗り越えていかなければならない問題は山のようにあります。それでも、この小さな青空教室を巣立っていく子どもの将来を期待せずにはいられないのは、少し楽観すぎるでしょうか?
ほんの少しづつですが、確実に子ども達を取り巻く環境が変わろうとしていることだけは事実です。
関連情報

http://gogo.chips.jp/kakibito/
海外書き人クラブお世話係 柳沢有紀夫さん の本もご覧ください!
『オーストラリアの小学校に子どもたちが飛び込んだ.』
インド在住:池田未枝
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