先月から始まりました「海外の学校から」。学びスタッフが投げかけるお題について、投稿をお寄せいただき、ご紹介するコーナーです。
第2回目のお題は「あなたの国で人気のランチメニューは?」もしくは「クリスマスまたは年末年始に出される特別料理は?」です。お国の名物料理や、地域の伝統料理をご紹介します。
スイス チューリッヒ日本人学校
ヴェネズエラ カラカス日本人学校
クリスマスにちなんだヴェネズエラの伝統料理をご紹介します。
Hallaca (アジャカ)←当地の発音
上の写真は、とうもろこしの粉を練った生地の中に、肉・野菜・木の実などをいれ、バナナの皮で包んで蒸したもの。
お皿に乗っているのは2個分。バナナの皮をはずしたものと、切り口がわかるもの。
右側は蒸しあがった状態のものです。この写真では大きさがわかりませんが、だいたい8×20×2cmと思ってください。
Pernil (ペルニル)
豚の腿肉でパイナップルの切り身を包んで焼いた焼き豚。
Ensalada de gallina (エンサラダ デ ハモン)
鶏肉とジャガイモのサラダ。
Pan de Jamon (パン デ ハモン)
チーズ、ハム、干しブドウなどの入った長いパン。
サウジアラビア ジェッダ日本人学校
日本で目にする、マクドナルド、ケンタッキーなどのファーストフードレストランも町中にたくさんあります。その中でも、地元ジェッダだけにある「アル・バイク」のお店が人気です。フライドチキン(ニワトリ半分分)とフレンチフライ、それにパンが付いて、10リヤル(約330円)です。創始者自ら作り上げた味が人気の秘密。ジェッダ市内にしかないので、ここへ来たついでに買っていく人もいるとか。
写真は子羊を使った「カフサ」です。子羊を1頭使う高級料理です。夜に食べます。
ブラジル サンパウロ日本人学校
ブラジルの食べ物というと、シュハスコ(シュラスコ)、フェジョアーダなどが有名ですが、そのシュハスコもフェジョンも楽しめるレストランが、ブラジル中にあります。
まず、入り口(図1)でレシートを受け取り、皿を取ります(図2)。好きなものを選んで、次々と皿に盛っていきます。(図3)
その中にはフェジョン(小豆のような豆を煮込んで塩などで味付けたもの)や、そこに牛の臓物やら耳やらを入れてじっくりと煮込んだフェジョアーダ(水・土曜日のみ、図4参照)もあります。
そして、それ以外にもいろいろ好きな物を取ってはかりに載せて重さで料金を払います。(図5)肉だろうと刺身だろうと全て同じ量り売りですね。
私の昼食(図6)で0.6KG、約350円くらいでしょうか。平均的な収入から見るとかなり贅沢な値段ですが。
オーストラリア メルボルン日本人学校
こちらには、給食という制度がありません。そのため、メルボルン日本人学校でも、「ランチオーダー」を朝注文して、昼に持ってきてくれるサービスができるようになっています。
メル校での人気メニューは、「加賀のお弁当」。和食レストランのランチオーダーです。注文したい人は、朝のうちにランチバッグにお金を入れ、頼んでおきます。
これは毎日ではないので、指定の日は、子ども達が朝から楽しみにしています。
ちなみに、今回のメニューは、日本の「カツカレー」でした。
スペイン マドリッド日本人学校
いつでもopenしているのは、bar(バル)と呼ばれる酒場です。酒場に喫茶店、レストランも兼ねていて、街のあちこちにあります。ランチメニューは「メヌーー・デル・ディア(その日のメニューの意味、日替わり定食のこと)」といいます。パン、料理2皿に、お酒、デザートが付いていて、8~12ユーロくらいです。
もちろんもっと安い店も高い店もあります。
2時頃から4時頃まで、おしゃべりをしながらワインを飲み、ゆっくりと昼食を楽しむことを大切にしています。
クリスマスは、ほとんどの人が、自宅で家族一緒に食事をとって、静かにお祝いします。そのため、この日は皆帰宅を急ぎます。商店も閉まり、バスや地下鉄など公共の交通機関も、午後は運休が多くなります。
イラン テヘラン日本人学校
(チューリッヒ日本人学校 高松さんより)
(カラカス日本人学校 山岡清孝さんより)
(ジェッダ日本人学校 ジッダ子さんより)
(サンパウロ日本人学校 小酒井久男さんより)
( メルボルン日本人学校 黒須章子さんより)
(マドリッド日本人学校 小林さんより)
( テヘラン日本人学校 黒須さんより)
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