2025.01.18
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Felo AIの登場!授業が変わる!(1)

「こんなことまで、できるの?」
日本発のAI搭載検索エンジン「Felo AI」の多彩な機能に驚きが隠せません。特に、情報の「分かりやすさ」「見やすさ」は、他の生成AIアプリとは別格です。教師が授業の中で活用する際には、子どもたちの「理解のしやすさ」や「学びの深まり」を手助けしてくれる頼もしい存在となったFelo AI。今回は教師が「Felo AI」を使った授業実践例をご紹介します!

北海道旭川市立新富小学校 教諭 長田 夢

日本発の生成AI搭載最新検索エンジン!

小3社会科「公共施設」の学習導入で活用

Felo AIが生成したマインドマップ

 Felo AIとは、日本の企業「Sparticle株式会社」が2024年にリリースしたAI検索エンジンです。最大の魅力は、高精度のAIモデルが搭載された情報収集機能です。多言語に対応しているため、「GPT-4o」や「Claude 3.5」などでは収集しきれなかった日本語のデータベースも網羅しています。

さらに、SNSの情報に対応していることも魅力です。X(旧Twitter)などで発信される教育実践の情報もすばやく収集、そして要約してくれるので、自分が知りたいことにマッチしたコンテンツを提供してくれるのです。

つまり、これまでの生成AIでの検索に加えて、日本での情報も詳細に情報収集をしてくれる生成AI検索エンジンとなっています。

「マインドマップ機能」は授業の導入に最適!

本単元で重要なキーワードを確認

マインドマップを活用し、教科書を読み進める

Felo AIの登場により、授業も変わっていきました。新しい単元のはじめには、マインドマップを使い、単元全体のゴールとそれぞれの時間でのポイントを子どもたちに示しています。

マインドマップ全体は、単元全体の縮図となっており、さらに枝分かれしている部分については各時間の指導事項の要点となります。このマインドマップひとつで、教師も子どもも分かりやすく共通理解を図りながら、学習を進めることができるのです。

私は、学習支援ツールのカード機能を併用し、マインドマップのキーワードにカードを重ねて穴埋め形式にしています。それぞれの単元の時間に合わせて色分けすることにより、(1時間目は青、2時間目は赤など)見通しをもたせたり、教科や単元のねらいに応じてアレンジしながら活用しています。

マインドマップのポイントをカード機能で隠す

学習で重要な言葉を覚える様子

いかがでしたでしょうか。

子どもたちの未来を考えたときに、これからさらに重要になっていく生成AI。
使い方が難しかったり、何から仕事に取り入れたら良いのか悩んだりしたときには、ぜひこのFelo AIで情報収集することからスタートしてみてはいかがでしょうか。

まだまだ、授業での使える場面があります。
次回もFelo AIの活用方法をお伝えします。

関連リンク

長田 夢(ながた ゆめ)

北海道旭川市立新富小学校 教諭
北海道上川教育研修センター http://kami-cen.hs.plala.or.jp/
ICT実技研修講座講師(上川教育マイコン研究会)


ICTを活用した授業を,毎日楽しく行っています。AIを取り入れ,「多様性」が当たり前の授業もしています。常にプログラミング的思考を働かせて,子どもたちが主体的に学ぶことのできる学習環境を整えています。パラダイムシフト,完了しています!こちらでは,明日の授業が楽しくなるような,わくわくする話題をシェアしたいと思います! #ICT  #AI  #ChtaGPTを活用した授業 #協働的な学び

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