2019.07.13
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気付けば7月

ご無沙汰しています。
新年度が始まり、慌ただしい日々を過ごしていました。5月は保育系の学会参加、6月は学生達の教育実習、そして気付けばもう7月。

東京経営短期大学こども教育学科 専任講師 岸 久美子

ごあいさつ

第24期として執筆していた岸です。お久しぶりです。4月からイレギュラーで書かせて頂くことになっていました。遅ればせながら、どうぞよろしくお願い致します。

遡って…

新年度に入り、新体制で短大は動き出しましたが、気がついたらGW。GW中に、元号が平成から令和に変わり、令和初日は、音楽ボランティアとして、老人ホームのデイサービスに行きました。

「ここは10連休、関係ないので。祝日もやっています」との職員さんのお話。確かに、ご入居者さんやご利用者さんがいらっしゃる施設は、お休みすることはできません。施設だけではなく、移動手段の電車やバス、買い物をするお店…連休を返上して働いてくださっています。
保育者養成校でも、学校によっては、授業日数確保のため、連休中も授業をやっているようでした。

国からの指導で、保育者養成校は、半期で15回、通年で30回授業を行わなければなりません。実習はノーカウントのため、実習を入れないで換算します。通常、実習は2週間ずつなので、1回実習に出ると15週間+実習2週間で、17週間開講しなければなりません。

ちなみに私の勤務先は10連休でした。しかしこの後の祝日は、ほぼ平常授業、ハッピーマンデーです。「幸わせな月曜日」ではなく、アンハッピーマンデーだと思っているのは、私だけでしょうか。

毎年5月の上旬に、保育系の学会があります。今年は約6,000人が東京に集結したとも言われています。開会式で、GW期間は会場周辺ホテルが1泊15万に跳ね上がっているとの話がありました!信じられない世界です。東京に住んでいることに感謝‼︎

そして今…

私の勤務校の2年生は、6月上旬に2週間の教育実習(幼稚園)に出ました。実習期間中に、巡回指導に伺わせて頂きました。殆どの学生は、学内にいる時とは違い、笑顔で子ども達と過ごしていました。しかし、中には私の顔を見ると突然泣き出してしまう学生もいます。日々緊張して過ごしているので、知ってる顔を見て気が緩んでしまったのでしょう。

実習を終えて学校に戻ってくると、やり終えた達成感や充実感が生まれてくるのでしょうか。みんなの顔が自信に満ちて見えました。そして、自ら次の実習に向けて、自分の課題を見つけて準備を始めていました。積極的に質問してくる学生達に応えるために、私も勉強しなくては!

岸 久美子(きし くみこ)

東京経営短期大学こども教育学科 専任講師
保育者養成校で、音楽と実習関連科目(保育実習・教育実習)を担当しています。保育の現場における音楽活動を通して、幼保一元化、幼保小連携・接続について研究中です。

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