全国保育士養成協議会 全国セミナー開催
今年の8月25日・26日に全国保育士養成協議会の全国セミナーが旭川大学短期大学部でオンラインにて開催されます。
新しい教育は、幼児教育では5年目に突入しているため、自然とその報告が含まれたものとなります。
保育だけでなく、小学校・中学校・高等学校・特別支援学校といった学校関係者の方々にもご参加いただけたら、新しい教育について全種別で統一した考えを持つきっかけになるのではと思っています。
旭川大学短期大学部 准教授 赤堀 達也
はじめに

私の所属する旭川大学短期大学部は、来年度2023年4月の公立化に向け準備しています。その前に、とても大きな全国規模のイベントがあります。
それは今年8月25日(木)・26日(金)に全国保育士養成協議会(以下「保養協」)が主催する全国セミナーの会場校となっていることです。
こちらは毎年開催されるセミナーなのですが、今年度は北海道ブロックが担当となったため、本学が会場校となりました。
とは言いましてもコロナ禍であるためフルオンラインで開催します。どのようなイベントなのかお伝えします。
旭川大会のテーマ
テーマは「こどもたちへ繋ぐ自然と文化、そして命」。現代社会において求められる「多様性」について深められるよう、全国規模で活躍されている医療や福祉系の先生の基調講演から始まります。
そして今や全国で採用していない動物園はない行動展示発祥の旭山動物園や、数多の受賞歴のある旭川市出身の絵本作家といった旭川ならではの特別講演・分科会。北の大地・北海道ならではの自然を題材とした分科会などを用意し、保育やその道の第一人者のお力を借りながら様々な趣向を凝らし開催します。そのため多くの方々にご参加いただけたら幸いです。
保育のみならず学校関係者にも一見の価値あり
多くの方と申しましても保育関係者だけのことを指しているのではありません。小学校・中学校・高等学校関係者の方にもご参加いただけたら嬉しいと考えております。
2018年度より新しい教育が幼児教育から先陣を切って始まりました。そして小学校・中学校と順次実施され、2022年度つまり先の4月に高校で全面実施されたことにより、全ての学校で完全実施されております。
新しい教育において小中高はまだ0~2年でありますが、幼児教育では5年目に突入しており、そこに視点を置いた報告も自然と含まれた内容となります。新しい教育は、全ての種別に一貫したものとなっており、その根底は幼児教育です。
この全国セミナーにおいては小・中・高の話題について直接触れることはないですが、このセミナーでの話題は間違いなくどの種別にもつながるヒントとなっていくことでしょう。
幼小中高特支が共通の認識をもって教育改革を進めるきっかけとなるのではないかと思っています。また新しい教育の核となる探求学習につながるような場面もあるかもしれません。
最後に
本来ならば来学いただき、北海道や旭川の魅力を体験していただきながら参加できるよう企画していましたが、残念ながら叶いませんでした。
しかし、オンラインで行うことにより全国の保育関係者のみならず、学校関係者の方も参加しやすくなっています。
詳細については保養協の全国セミナーのURLを添付しましたのでご覧ください。種別を問わず多くの方のご参加をお待ちいたしております。

赤堀 達也(あかほり たつや)
旭川大学短期大学部 准教授・元パーソナルストレッチトレーナー・バスケットボールコーチ
幼児体育指導、小学校のスポーツ少年団指導、中学校の部活動指導、高校の体育指導、大学の体育指導及び部活動指導と、全年代の子どものスポーツ及び体育指導の経験を生かし、子どもの運動能力の向上を図る研究を行う。
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