2023.07.19
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まごころ弁当大作戦!(Vol.1) 【食と福祉】[小学4年生・総合的な学習の時間]

食育は家庭科や総合的な学習の時間だけが受け持つものではありません。理科、社会科などどの教科でもアイデア次第で楽しく展開できます。教材開発のノウハウや子どもたちの興味・関心を高めながら、望ましい食生活習慣を育てていく授業作りのヒントを、武庫川女子大学・藤本勇二先生主宰、食で授業をつくる会「食育実践研究会」がご紹介します。第197回目の単元は「まごころ弁当大作戦!」( Vol.1)です。

授業情報

テーマ:食と福祉

教科:総合的な学習の時間

学年:小学4年生

新しい学習指導要領では、「社会に開かれた教育課程」について、「教育課程の実施に当たって、地域の人的・物的資源を活用したり、放課後や土曜日等を活用した社会教育との連携を図ったりし、学校教育を学校内に閉じずに、その目指すところを社会と共有・連携しながら実現させること。」と記されています。
ここで示されているように、学校の中だけで教育を完結させるものではなく、地域の人やものと積極的に関わりながら学ぶことで、子どもたちにとってより豊かな学びになっていくと考えます。地域や実社会の答えのない課題に出会い、その課題の解決に向けた探究的な学びを通して、社会に出てから生き抜くための力を身につけていくことができるでしょう。
本校がある南あわじ市は、兵庫県の淡路島の南部に位置し、食の恵みにあふれる自然豊かな地域です。

本実践は、地域の高齢化問題について知った 4 年生の子どもたちが、たくさんの「まごころ」がこもったオリジナル弁当を作り、地域のお年寄りに届けて笑顔になってもらうことを目指して取り組んできた実践です。課題にぶつかるたびに、何度も試行錯誤をし、たくさんの地域の人たちに助けてもらいながら一つ一つ課題を解決していった 1 年間にわたる実践を、4 回に分けて紹介したいと思います。

① 単元構想

本校の4年生の総合的な学習の時間では、毎年、「福祉」をテーマに学習をしています。例年であれば、車椅子体験や高齢者疑似体験などの体験活動を通して、自分たちにできることを考えていくという流れがありました。しかし、体験活動だけでは表面的な理解にとどまってしまうという課題もありました。
そこで、「福祉」に「食育」を掛け合わせ、「高齢者に食事を届ける」というゴールを設定して学習を進めることで、子どもたちにとって学びが自分事となり、探究的な学びの中で福祉への理解がより一層深まると考えました。
コロナ禍での食の学習は、感染症対策などの衛生面上、様々な課題があることが予想されます。しかし、コロナ禍だからこそ直面する課題を、何度も試行錯誤しながら解決しようとすることで、課題解決力も養っていきたいと考えました。

子どもたちにつけたい力

○お年寄りへのお弁当づくりを通して、高齢者の身体面や社会的な問題(独居の高齢者など)について理解し、自分たちに何ができるかを考えることができる。
○地域にどのくらいのお年寄りがいて、どのようにお弁当を届けるか、また、どのようにお弁当を作っていくのかなど、様々な課題を自分たちだけでは解決できないことを知るとともに、たくさんの人(公民館、民生委員、自治会、専門家など)の協力を得ながら解決していくことを知る。
○地域の食を取り入れたお弁当づくりを進めることで、地域にある豊かな食材やそれに関わる人々の願いを知り、その願いをお弁当づくりに活かそうとすることができる。

② 福祉でなにする?

福祉について調べたことをまとめた板書

前述の通り、本校の4年生の「総合的な学習の時間」では、毎年、「福祉」をテーマに学習をしています。
が、まず「福祉って何だろう?」というところから学習をスタートさせました。
タブレットや本を使った調べ学習をまとめていきながら、子どもたちと「福祉はみんなを幸せにするものだから困っている人に喜んでもらうことをする」という学習の方向性を決定しました。すると、お母さんが介護の仕事をしている子どもの、「介護はすごくいい仕事だけど、大変って言ってたよ」という話から、「お年寄りに喜んでもらうことをしたい!」という話が広がっていきました。
お年寄りに喜んでもらうための方法について意見を出し合い、みんなで検討したところ、「お年寄りが喜ぶご飯(お弁当) づくり」に取り組んでいくことが決定しました。

③ お弁当づくりプレゼンテーション

お弁当プレゼンテーション大会に向けての準備を進める子どもたち

「お弁当づくり」に決定したら、どんなお弁当にするのか、グループごとにメニューを考え、自分たちのグループが考えたお弁当の良さを伝えるプレゼンテーション大会を開催することになりました。
用意したワークシートをもとに、「なぜお年寄りにお弁当を作りたいのか?」「お年寄りはどんなご飯が食べたいのか?」「お年寄りはどんなことに困っているのか?」などの問いに答えていきながら、タブレットや本で情報を集め、グループごとにアイデアをカタチにしていくことができました。

子どもたちは遊ぶ時間、休み時間も使いながら、何度もグループの友だちと話し合い、資料を作ったり、発表の練習をしたり、意欲的に準備を進めてきました。リハーサルではみんなの前に立って発表してみるとうまく話すことができずに涙する場面もありましたが、互いにアドバイスしあいながら成長していく姿も見られました。

「お年よりがよろこぶお弁当」プレゼンテーション大会本番

プレゼンテーション本番は、参観日を兼ねて保護者の方々にも見てもらいながら行いました。自分たちのグループが考えたお年寄りが喜ぶお弁当について、それぞれが精一杯伝えることができました。

③プレゼンテーションで出た課題を整理

課題を整理した板書

プレゼンテーションは無事に終わりましたが、プレゼンテーションをして終わりではなく、大切なのはここからです。翌日、プレゼンテーションを通して気付くことができた課題をみんなで整理していきました。
参観日の後、家でプレゼンテーションの内容について話をしてきた子もたくさんおり、
「介護施設のお年寄りは介護食を食べて栄養がとれてるから、1人で家で暮らしているお年寄りのほうが菓子パンとかで済ませて栄養不足なんじゃない?ってお母さんが言ってたよ」「自分たちにお金がないなら、お家の人が農家をしている人に野菜や果物を分けてもらえないかお願いしたら?って言われた」
と、たくさんヒントをもらってきてくれました。

課題1.お金はどうするの?

まず話し合ったことは、「お金をどうするか」という問題。
「家でつくっている野菜を分けてもらえるかもしれないよ」
という話から、家で作っている野菜や果物を紹介し合うことに。すると・・・驚くほどたくさんの農作物が作られていることが分かりました。
「これだけあれば、すごいお弁当ができる!!」
という意見があった一方で、
「メインの肉や魚はどうするの?」
という新たな問題も。
「ハンバーグとかは加工品を買えば?で、そのお金は、分けてもらった野菜や果物を販売させてもらって、売り上げたお金で買うのはどうかな?」
と、どんどんアイデアが膨らませながら、話し合いは進んでいきました。

課題2.どんなお年寄りに作るのか

次に話し合ったことは、「どんなお年よりに作るか」という課題。「1人で暮らしているお年寄りに作る」ということは決まりましたが、
「どうやって1人で暮らしているお年寄りを見つけるの?」
という次なる課題にぶつかります。
「神代地区に住むお年寄りに作る」ということは決まりましたが、どうすればお弁当を届けることができるかについてはなかなか決まりません。
「ポスターを貼って、お弁当が必要な人を見つける?」
「市役所の人なら詳しいんじゃない?」
と少し出口が見えてきたところで、
「神代のお年よりが何が好きか調べないといけないんじゃない?東京のお年寄りとは好きな食べ物も違うはず・・・」
という意見が出され、さらに話し合いを進めていきました。
すると、
「アンケートを作って答えてもらったら?」
という提案から、
「アンケートを自分のおじいちゃん、おばあちゃんに配る。できれば老人会とかもで配ってもらう。あとは、近所の人かな?」
「じゃあまずはアンケートを作ろう!」
ということで、アンケートを配り、その結果をもとに、お弁当を考えていくことになりました。

課題3.お弁当は自分たちで作るのか、プロにお願いするのか

その翌日、お年寄りへのアンケートづくりを始めようとした時、
「お弁当づくりって本当にできるの?大丈夫?ってお母さんに言われました」
という意見から、新たな話し合いがはじまりました。
「子どもたちだけで何個お弁当がつくれるの?」
「自分たちでどうやってお弁当を作るの?どうやって届けるの?衛生面は?」など、お家の人に言われた色々な心配の声をみんなで出しあいました。
「無理そうならやめてもいいよ?」
と子どもたちに伝えましたが、
「いやだ!これまでがんばって考えたしあきらめたくない!」
と答えたので、みんなで改めて課題を整理しました。

あらためて課題を整理した板書

話し合いをしながら、子どもたちの中で意見が分かれた課題は、
「お弁当を自分たちで作るのか、プロに作ってもらうのか」という課題です。
「自分で作らないと気持ちが込められない」
「やっぱり自分たちで作ったものを食べて、お年寄りの人に喜んでもらいたい」
「プロにはアドバイスはもらったら?」
「実際に運んだりするのは難しいし、ぼくたちはメニューだけ考えたほうがいい」
「試作品をたくさん作ったり、いっぱい考えたことが伝われば喜んでもらえるよ」
「いや、そもそも作ってくれるプロなんかいるの?」
など、様々な意見が交わされました。

話し合いの結果、
「やっぱり自分たちで考えるだけでは限界があるから、プロに話を聞いてみたい!」
ということで、最終的には、
●「お弁当のプロを探す」チーム
●「お家の人(料理・介護関係の仕事をしている)へのアンケートを作る」チーム
●「お年寄りへのアンケートをつくる」チーム
の3つに分かれて、準備を進めていくことに決まりました。

④ プロジェクト名も決定

プロジェクト名を決める

チームごとに準備を進めていくのと同時に、お弁当づくりのプロジェクト名も考えていきました。
このタイトルを決める過程はとても大切だと考えています。タイトルには学習のテーマ(コンセプト) が含まれます。どんなことを大切にしたいか?それぞれの考えを出し合いながら、テーマをしぼっていくことで、自分たちが本当に大切にしたいこと、学習の根っこになるものが見えてきます。
子どもたちからは、板書(写真参照)のようにいろんな思いを出し合っていきました。
「プレゼンテーションの時に使った『まごころ弁当』という言葉もいいよね!」
という意見から、「まごころ」を中心とした話し合いになり、「『まごころ』という言葉の中に、お年寄りへの思いや色んな思いを込めよう!」ということで、学習名は「まごころ弁当大作戦!」に決定しました。

⑤ どんなまごころを込めたいか

プロジェクト名が決まれば、次にお弁当にどんな「まごころ」を込めていきたいのかを話し合いました。
「まごころ」って何?からはじまった話し合い。「相手を思いやる心」だということを確認し、みんなでどんな「まごころ」込めたいのか話し合った結果、
「笑顔に、元気になってほしい!」
「栄養をとって、長生きしてほしい!」
「たった一回のお弁当だけど、これからも栄養のあるものを食べるきっかけになってほしい!」
「栄養の大切さは知っていると思うけど、忘れてしまっているかもしれないから、私たちのお弁当を食べてあらためて知ってほしい!」
など、今回のプロジェクトの本質に迫るような深い意見もたくさん出され、あらためて、「いいお弁当を作っていこう!」という思いをみんなで確認することができました。

⑥お弁当を作ってくれるところが決定!

チームごとに準備を進める子どもたち

お年寄りへのアンケートやお家の人のアンケートなど、アンケートチームは順調に進んでいましたが、なかなかお弁当を作ってくれるところが見つからない「お弁当のプロを探すチーム」。
お弁当屋さんはあるけど、どこに頼めばいいか、どうやって選べばいいか分からない・・・と悩んでいました。

「ウインズ・きららさん」にお願いをしに行く子どもたち

ある日、校区内にあり、お弁当やパンの製造販売を手がける障害者福祉施設「ウインズ・きらら」さんが小学校の職員室に定期的にパンを販売しに来られていた際に、担任から相談をしたところ、「もしかしたら、できるかもしれない」との返事をもらうことができました。

「ウインズ・きらら」さんへの依頼文

そこで、子どもたちに提案すると、
「ぜひ、お願いしたい!」
となり、 翌日の放課後、代表の子どもたちが手紙を持ってお願いに行くと、
「ぜひ協力させてください」
と嬉しい返事をもらうことができました。

公民館にお願いをしに行く子どもたち

また、アンケートを考えていた子どもたちからも、
「アンケートだけでは、神代地区のことがくわしく分からないから、神代に一番詳しい人に話を聞きたい!」
ということで公民館の館長さんに地域の実態について教えてほしいとお願いをしに行き、お話をしていただけることになりました。

⑦神代地区について公民館の館長さんに聞いてみよう!

公民館長さんの話を聞く子どもたち

「神代地区のお年寄りについてお話を聞きたい」ということで、神代公民館の館長さんにお話をしに来ていただきました。
「神代地区には1人暮らしのお年寄りはどれくらいいるんですか?」
「館長さんはどうやって配ったらいいと思いますか?」
など、神代地区の実態を聞く質問から、どうすればいいか、というストレートな質問まで、たくさんの質問に答えていただきました。
「自治会」や「民生委員」など、聞き慣れない言葉に難しさを感じた部分もあったかもしれませんが、次のようなたくさんのアイデアをいただくことができました。
○公民館が把握している神代地区のお年よりは750人くらい
○困っているお年寄りを探すなら、自治会長や民生委員さんに聞くのがいい
○その家がわかったら、チラシを配る。
提出は地区の公会堂にBOXを置かせてもらうか、電話連絡をしてもらう(公民館に)
○チラシを配って希望者がわかっていれば、お弁当をムダにしないですむ
○実際にお弁当を渡すのは地区の公会堂でわたす

子どもの振り返り

また、館長さんから、
「困っているお年寄りを笑顔にしたいという話だけど、お年寄りって何に困っているの?そもそも本当に困っているの?そこも考えてみてね。もし分からなければ社会福祉協議会がくわしいよ」
という宿題もいただき、またみんなで考えていくことになりました。

⑧お弁当づくりについて聞いてみよう!

障害者福祉施設についての話を聞く子どもたち

「お弁当を作ってもらうのは『ウインズ・きらら』さんに決まったけど、レシピは自分たちで考えるから、お弁当づくりについて聞いてみたい!」ということで、「ウインズ・きらら」さんから、施設長さんをはじめ4人の方々にお越しいただき、障がい者福祉施設のお話、そこで働く障がい者の方々のお話、そして、どんなお弁当にするかの打ち合わせを行いました。
施設長さんによる障がい者福祉施設のお話では、障害者福祉施設込められた想いをお話していただきました。「ウインズ・きらら」さんの利用者の方々がどんな仕事をして、どうやってお給料をもらっているのかを知ると、「へー!」と子どもたちも驚いているようでした。
今回の「まごころ弁当大作戦」は、普段お弁当づくりに関わる障がい者施設の利用者の方々にもご協力をいただき、取り組んでいきます。同じ地域の中にあっても、なかなかきっかけがなく、これまで知ることのなかった障害者福祉施設ですが、どんな人たちがそこにいて、どうやって生活や仕事をしているのかを知ることで、子どもたちのこれからの見方も変わっていくと考えます。今後、お弁当づくりを行う中で、お年寄りの方々だけでなく、今回協力してもらう「ウインズ・きらら」の利用者の方々のことも考え、そして、感謝をしながら取り組むことで、お弁当もまたひと味違ったものになってくると思います。

その後は、お弁当を担当している方々とお弁当についての打ち合わせを行いました。
「お当は最大何個まで作れますか?」
「お弁当は選べるようできますか(肉と魚など)?」
「お弁当作りで気をつけていることは何ですか?」
など、子どもたちからの質問に丁寧にお答えいただき、彩りや旬の食材の話やメニューの新開発の方法などをお話いただきました。また、お弁当のお金についても、500円の弁当のうち、材料費、容器代、人件費など、いろんなお金がかかっているということも教えていただきました。
具体的なお話からお弁当づくりの大切なポイントを教えて頂いたおかげで、広がる一方だったアイデアも、少しずつ焦点化していくことができました。

子どもの振り返り

⑨お年寄りって本当に困っているの?

公民館の館長さんからの宿題を解決するために、館長さんに紹介をいただいた社会福祉協議会から2人の方にお越しいただき、南あわじ市の高齢者の実態についてお話をしていただきました。
お2人は普段から高齢者のサポートをされており、その実態についてよく知っておられる現実味のあるお話に、子どもたちも「え〜!」と驚いたり、「そうんなんだ…。」と、心にひびいているようでした。
また、「高齢者が幸せを感じること」のお話では、
「高齢者も私たちと同じように人と人とのつながりを通して幸せを感じている。1 日誰とも話をせず、1人で毎日食事をする(孤食)のお年寄りも多いんだよ」
というお話を聞きました。
振り返りの中でも、「自分たちがお年寄りに会って、お話をするだけでも意味があるかもしれない」と、今回の活動の意味を再認識している子もいました。
後半の質疑応答タイムでもたくさんの質問が飛び交い、子どもたちの課題意識の高まりと共に、質問する力も高まっているのを感じました。

お年寄りの困りごとについて聞く子どもたち

⑩1学期の課題を整理して夏休みへ

あらためて今の課題を整理した板書

たくさんの方に関わってもらいながら学習を進めてきた「まごころ弁当大作戦」ですが、情報も多くなってきたので、あらためて課題を整理していきました。
Vol.1 では、「神代地区のお年寄りにお弁当を作って届けたい!」という思いから、課題にぶつかりながらも何度も話し合いを重ね、それでも解決しない時はその道のプロに話を聞くことで一つずつ課題を解決していく子どもたちの姿をお届けしました。子どもたちが学びの文脈の中で、必要感を持ちながら地域の魅力的な人たちと出会うことで、子どもたちの学習への課題意識はますます高くなっていきます。

Vol.2 では、お弁当のメニューの決定を目指し、さらに多くの人に関わっていただきながら試行錯誤を繰り返していく子どもたちの姿をお届けしたいと思います。

課題整理をした後のふりかえり

藤池陽太郎

南あわじ市立神代小学校 勤務
子どもたちが実社会の人やものとつながり合うことで、学習が「ホンモノ」の学びになることを目指して日々授業づくりを行っています。

藤本勇二(ふじもと ゆうじ)

武庫川女子大学教育学部 教授。小学校教諭として地域の人に学ぶ食育を実践。文部科学省「食に関する指導の手引き」作成委員、「今後の学校における食育の在り方に関する有識者会議」委員。「食と農の応援団」団員。環境カウンセラー(環境省)。2010年4月より武庫川女子大学文学部教育学科専任講師。主な著書は『学びを深める 食育ハンドブック』(学研)、『ワークショップでつくる-食の授業アイデア集-』(全国学校給食協会)など。問題解決とワークショップをもとにした食育の実践研究に取り組む「食育実践研究会」代表。'12年4月より本コーナーにて実践事例を研究会のメンバーが順次提案する。

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