今年も猛暑だった。7月下旬から8月にかけて、宮城県北部の登米市でも日中は30度を超えることが当たり前の毎日だった。8月26日、子どもたちは36日間の夏休みを終え、全員元気に登校してきた。学校が活気づく。こういう区切りを迎えるたびに、子どもあっての学校だと再認識させられる。そして、目の前の子どもたちに力をつけるために、全力で指導していこうと気持ちが引き締まる。
今回は、夏休み中のできごと、そして2学期スタートの様子を日記風に紹介する。
■7月25日(月)ひまわりが咲いたよ!

校舎前の花壇には、大きなひまわりの花が咲き始めました。先週末の涼しさとはうって変わって、今日は暑い一日でしたね。暑さが戻ってきたようです。プールにはたくさんの子どもたちがやってきて、楽しそうな声をあげていました。
さて、本日より家庭訪問が始まりました。担任がご家庭にお伺いし、お子さんの家庭での様子や健康状態などについてお聞きしたいと思います。何かとお忙しいとは存じますが、どうぞよろしくお願いします。家庭訪問は、29日(金)までの予定です。
■7月22日(金)実地踏査で岩手へ

■8月5日(金)課題サポート

■8月26日(金)今日の給食(8/26)

■8月29日(月)桐口先生・歓迎の会

■8月31日(水)夏休み節電チャレンジ
この夏休み中、家族で節電に取り組んだ子どもたちが作文を書いてきました。その一部を紹介します。 「わたしは、ふだんエアコンのおんどは25度にしていたけど、28度をめやすにすることにしました。れいぞうこの中を毎日キョロキョロ見ていることが多かったけど、あんまり見ないように気をつけました。」(2年) 「ぼくは、毎日せつでんしました。ぼくは、人のいないへやのでんきをけすことをしました。そして、かぞくにせつでんするようによびかけました。これからも、せつでんをつづけたいです。」(2年) 「わたしのお家では、オールでんかなので、ぜんぶでんきをつかいます。とてもでんきがたいせつです。おふろのおゆをつかって体をあらったり、せんたくをしたり、みんなでできるせつでんをしてがんばっています。」(2年) |
大地震からもうすぐ半年。いまだ余震が続く中ではあるが、子どもたちはたくましく学び、生きている。大震災によって家庭での生活環境が大きく変わってしまった子どもたちも少なくない。教員であるわたしたちにできること、それは子どもたちが発信するサインを見逃さず、しっかり受け止め、共感し、温かく見守り育てることである。そして何よりも、子どもたちがこれから生きるための「力」をつけることである。 平成23年9月1日 【参考URL】 登米市立登米小学校 |
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