墨田中学校の「ふれあい学習」リポート!!
学びの場.com読者のみなさんが「学びの場.com特派員」として、レポートするこのコーナー。記念すべき第1回目は、西村悦子さんとイチコさんのおふたりが東京都墨田区立墨田中学校の1学年・3学年で行われた「ふれあい学習」を見学。初めての取材、学校や授業の様子など、読者の方々が見た「現場」をレポートいたします。
墨田中学校「ふれあい学習」を見学して |
これまでの「ふれあい学習」がズラリ
今回のゲストティーチャー 近藤聡先生 |
---2002年12月17日(火)に墨田中学校の「ふれあい学習」に参加しました。学びの場読者特派員としてはじめての取材です。期待と不安を胸に玄関をはいると、正面の壁一面に、これまでの「ふれあい学習」のタイトルが。学校を地域に開く試みとして始まった「ふれあい学習」。墨田中学校の力の入れ方が伝わってきます。これからどんな授業が始まるのかわくわくしながら教室に向かいました。 ■熱い4分間。私も参加したかった! 「ヒーローは誰だ?」持ち時間一人2分。全神経を集中して相手が何を想像しているかを聞きまくる。80名の生徒がそのことだけに集中した。誰が何をどう話しているのか聞き取れないぐらい思いっきりそれぞれがしゃべりまくっている。目を輝かせ、楽しそうに、生き生きと。あちこちから笑い声が聞こえ、身振り手振りもはいっている。「のってるな」の感じが伝わってくる。そばでみていて心地よい。立場を交代してまた2分。この4分間の授業で生徒らは、漠然としたものから徐々に答えを絞り込んでいくという方法を学んでいく。相手の考えていることを想像し、質問をつくりだし、ポイントを絞り込む。簡単そうだが結構難しい。「それは大きいものですか?」これでは絞り込むことはできない。「それはこの教科書より大きいものですか?」とすれば、お互いに共通の理解ができる。授業をしていると感じさせず、ゲームをして遊んでいたようで、しっかりとポイントを押さえているあたりがさすがプロと感心させられた。取り組む課題に熱中するあまり、先生の声が届かずいつまでもガヤガヤしている場面もあったが、授業中一度も「はいこっちをみて」「静かに」というような大きな声を聞くことはなかった。先生がちょっとした間をおくと水面に波紋が広がるように前のほうからスーッと静かになっていく様も見事だった。 ■授業全体の流れは… さて、授業全体の流れを振り返ってみよう。今回のゲストティーチャーは江東商業高校の近藤聡先生。3年生の生徒3クラス80名が参加した。最初に「ふれあい学習」を担当する三橋秋彦先生からの説明。 ■だれでもが学園ドラマの主人公になれる! そして最後にこれから高校受験を控えた3年生にむけてのメッセージ。 (取材・執筆/学びの場.com読者特派員 西村悦子さん) |
イチコの特派員リポート ~ 墨田中ふれあい学習編 ~ |
ご挨拶にはじまりジンバブエのご説明。プロジェクターを使ってお話してくださいました。
これが小学校に入るための条件。つまり手が長くなければ入学できない!! 生徒の皆さんも真似してました。 もちろん私も! 身振り手振りでお話しするルイーザ先生。手に持っているのは原稿です。お話は日本語でしたが、原稿は英語でした! 帰り際、門のところでタイミングよくブライアン先生が! 思わず撮影させていただきました! |
---私イチコは2002年12月17日、「学びの場特派員」として初のリポートに行ってまいりました!! 進行役の生徒さんのはじめの言葉で、いよいよ授業開始。当初は通訳を就けて英語で行う予定だったそうですが、先生自らの希望により授業は日本語で行われました。 最後に、ブライアン先生は生徒の皆さんへ、 私の個人的な感想としては、誇りをもってジンバブエのことをお話されている姿がとても印象的で、話の中で繰り返し出てきた「希望、そして目標を持つことが大切だ」というお言葉からは、国・社会に貢献することがブライアン先生の大きな目標であり、そのために日々努力されていることが感じられました。また、先生もそれが伝えたいがために、このふれあい学習でご自身の歩まれてきた道をお話することにしたのだろうと思いました。 生徒の皆さんがどのような感想を持たれたのかも、ぜひ聞ければ良かったのですが、私の初リポートは「自分自身を見つめる」という課題を与えてくれた、有意義なものでした。それと「ふれあい学習」。ステキな授業ですね。またの機会を見つけてお邪魔したいと思いました。 (取材・執筆/学びの場.com読者特派員 イチコさん)
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