『GIGAスクール構想で変える!1人1台端末時代の算数授業づくり』

GIGAスクール構想や環境の変化により、ICT活用の流れが加速しています。1人1台のタブレットPC導入で、算数の授業づくりも確実に変わります。1人1台端末時代の算数授業づくりについて、はじめの一歩から有効な使い方、授業モデルまでをまとめた入門書です。
樋口先生より
「1人1台端末ありの授業」には子どもの学びの速度があがるというはっきりしたメリットがあります。試行錯誤をしていくなかで「タブレット端末をどう使うのか」ではなく、「タブレット端末を使って授業をどう変えたいのか」という発想が大切であることに気づきました。本書では、この発想にいたるまでに考えてきたこと、さらに、この発想をもとに考えたことを書いています。本書が読者のみなさまの算数授業を「1人1台端末ありの算数授業」にアップデートするための一助になることを願っております。
目次
1章 GIGAスクール構想で変える!1人1台端末の算数授業づくり
 1 1人1台端末の算数授業モデル
   6年「場合の数」
   5年「整数と小数」
 2 2本の授業モデルを徹底解説!
2章 算数が1人1台端末の授業を行いづらい6つの理由
 1 なぜ「算数が1人1台端末の授業を行いづらい」と感じるのか
 2 その① 絶対解という存在
 3 その② 算数には洗練された表現がある
 4 その③ アナログ教具がもうすでにある
 5 その④ 多様性を認めていない可能性
 6 その⑤ 算数授業の進め方
 7 その⑥ 教師観が古い
3章 算数授業のここで使える!1人1台端末の有効な使い方
 1 絶対解をうまく利用せよ
 2 表現力が増す
 3 教師観をアップデートせよ
 4 デジタル教具とアナログ教具との共存
 5 算数授業の進め方で意識していること
4章 子どもたちが考える!1人1台端末の算数授業 9つの利点
 ①場所・時間を問わずに取り組める
 ②情報を送り合うことができる
 ③自分が必要な画像や動画などのデータを蓄積することができる
 ④自分の考え・動きを可視化することができる
 ⑤友達の考えをすぐに知ることができる
 ⑥子どもたち自身で考えを比較することができる
 ⑦子どもたち自身で考えを整理することができる
 ⑧子どもたち自身で考えを分析することができる
 ⑨子どもたち自身で考えを構造化することができる
5章 実践!1人1台端末の算数授業最新アイデア
 1 家庭学習と学校の授業のシームレス化を目指して
   パターン1 5年「整数と小数」
   パターン2 6年「文字と式」
   パターン3 家庭学習で動画をみる
 2 デジタル振り返りの可能性
 3 授業にちょっと一工夫
『GIGAスクール構想で変える!1人1台端末時代の算数授業づくり』
著 :樋口 万太郎
発行:明治図書出版
定価:2,200円(税込)
仕様:A5判 184頁
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文・画像提供:明治図書出版
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