2021.09.14
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『教師のいらない授業のつくり方』『教師のいらない学級のつくり方』

これからの時代、自らの力で深く学び続けられる子どもを育てるために、本当に必要な教師の役割とは何か?
『教師のいらない授業のつくり方』では、学級経営、話し合い、ファシリテーション、ICT活用など7つの視点から、「教師のいらない授業」へとシフトしていく過程を、3つのステップと授業事例で解説。
『教師のいらない学級のつくり方』では、学級開きから係活動、言葉がけ、ふり返り、保護者対応まで、子どもたち一人ひとりが自律的に学び、自分自身の力で成長していける「教師のいらない学級」へとシフトしていく過程を3ステップ・6段階で考える。

若松先生より

約十年間、「どうすれば、子どもたち一人ひとりが生きる授業ができるのだろう」と、ずっと考え続けています。

本書のタイトルになっている「教師のいらない授業」の実現は簡単なことではありません。子どもたちには学ぶ力がありますし、自分たちだけでも十分本質に迫っていくことはできます。だからといって、子どもたちをそのまま放っておいてもいいわけでもありません。私自身、子どもたちと共に毎日、試行錯誤しています。2冊目では、授業づくりの土台となる学級づくりについて整理しました。

本書は、私が現在、子どもたちと共に大切にしていることを書いています。子どもたち一人ひとりの「生きる」姿は細かく観察しないと見えてきません。本当に子どもたちのために大切なことを、読者の皆様と共に見つけていくことができれば嬉しいです。

『教師のいらない授業のつくり方』目次

はじめに

第1章 「教師のいらない授業」づくりの考え方

第2章 「教師のいらない授業」のつくり方
  ステップ1
  ステップ2
  ステップ3

第3章 「教師のいらない授業」実況中継!
  実況中継1 国語 「ごんぎつね」(4年)
  実況中継2 道徳 「手品師」(6年)
  実況中継3 社会 「世界の未来と日本の役割」(6年)

第4章 「教師のいらない授業」に取り組むために
  セクション1 子どもたちにきいてみよう
  セクション2 実践に取り組むためのQ&A

おわりに

『教師のいらない学級のつくり方』目次

はじめに

序章 「教師のいらない学級」づくりのために

ステップ1 あらゆることを「自分事」にする
  前半 自分で考える土台をつくる
  後半 チャレンジする姿を支える
  ステップ1までのQ&A

ステップ2 「うまくいかない」を乗り越える
  前半 試行錯誤の土台をつくる
  後半 乗り越える姿を支える
  ステップ2までのQ&A

ステップ3 子どもたち自身で成長する
  前半 教師の役割をぐっと減らす
  後半 次の学年へとつなぐ
  ステップ3までのQ&A

おわりに

『教師のいらない学級のつくり方』

著:若松 俊介
発行:明治図書出版
定価:紙版 1,980円(税込)、電子版 1,782円(税込)
四六判 208頁

『教師のいらない学級のつくり方』

著:若松 俊介
発行:明治図書出版
定価:2,046円(税込)
四六判 208頁

画像・テキスト提供:明治図書出版

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