手軽に使える! 授業の幅がもっと広がる!~デジタルビデオクリップ
膨大なビデオ教材の中から必要な映像を探すのが大変、見つけたとしても、長いビデオの中から必要な部分を探し出し、頭出しをしておくのが大変。こうした問題を解決したのが、今回ご紹介する内田洋行の「デジタルビデオクリップ」です。
準備も手軽!授業の幅がもっと広がる!デジタルビデオクリップ
しかし、膨大なビデオ教材の中から必要な映像を探すのが大変、見つけたとしても、長いビデオの中から必要な部分を探し出し、頭出しをしておくのが大変、ビデオデッキの操作が授業時間を圧迫する、などの指摘もあがっていました。こうした難点を解決したのが、今回ご紹介する内田洋行の「デジタルビデオクリップ」です。
◆商品名
デジタルビデオクリップ(DVC校内版)
システム構成およびコンテンツ価格については別途お問い合わせください
株式会社内田洋行 教育システム事業部
短い、簡単に探せる、いろいろな用途に使えるビデオ教材を
豊富なコンテンツ
現時点で収録されているコンテンツは、学習指導要領に準拠し、小学生向け、中学生向けあわせて3000点以上。今後教科書の改訂にあわせてコンテンツも増改訂される予定です。
必要な画像の検索は、キーワード検索のほか、校種、学年、科目、単元などで絞込むこともできます。
収録時間は3種類
コンテンツ数が豊富なだけでなく、収録時間の異なる3種類で構成されているのも、この新商品の特長です。最もコンパクトなのが10~50秒程度にまとめられた動画クリップで、これは要点を示す補助資料として使うのに適したもの。また2~3分程度にまとめられたコンテンツは、ストーリー性があり、小単元または項目ごとに利用するのに便利です。さらに、15分程度のロングコンテンツは単元全体を網羅しており、授業の導入やまとめとして使うのにも向いています。使い方によって、授業をさまざまなかたちでサポートできるビデオなのです。
コンテンツの一例 <小学校>
コンテンツ一例 <中学校>
「デジタルビデオクリップ」のコンテンツは、デジタルデータなので頭出しは簡単で、アナログビデオのように、準備に手間どることはありません。
また、VODサーバーを設置し、校内に映像配信するシステムなので、校内LANの中ならば、どの教室からもアクセスすることができます。他の教材コンテンツと組み合わせて使用したり、適宜コンテンツをアップデートすることもできるなど、ネットワークを駆使すれば活用性もより高まります。さらに5月に紹介したe-黒板と併用すれば、モニターやスクリーンは不要となり、黒板に機能が集中した理想的なマルチメディア環境となります。
デジタルビデオクリップとe-黒板を活用
デジタルビデオクリップとe-黒板を活用されている筑波大学附属小学校の佐々木昭弘先生にご感想をお聞きしました。
「15分程度のビデオ教材はよくありますが、長すぎて授業の流れに合いませんし、一部の映像を使うとしても、頭出しが大変。準備に手間がかかりすぎるのです。その点『デジタルビデオクリップ』はかなり理想に近いツールだと思います。e-黒板と組み合わせることで、板書とビデオ操作が黒板上ですべて完結でき、授業のテンポを妨げないのが気に入っています。」(この授業の実践リポートはこちら)
確認のために何度も再生したり、一時停止をして書き込みをするなど、「デジタルビデオクリップ」の手軽さをフルに使いこなす佐々木先生。児童たちもはじめて見る映像に興味津々。映像は文章や写真よりも説得力があります。「デジタルビデオクリップ」を上手に活用すれば、子どもたちの興味や関心も高まることでしょう。授業にぜひ役立てて欲しい教材です。