2022.05.18
『1人1台端末で変える!学級づくり365日のICT活用術』

学級づくり×ICTで、1年間365日の活動はここまでバージョンアップ出来る!学級開きからルールづくり、子ども達とのコミュニケーションから学級アクティビティ、学びの深め方から学校行事まで。「つまずき」をサポートし、「できること」を大きく広げる1冊です。
宗實先生より
「学級づくり」の視点を大切に、ICTを使った「一歩先」と、いつの時代も大切にしたい「不易」を意識して著しました。ICT活用はもちろん、1年の流れを通して見える「学級づくり」について考えるきっかけとしていただければ幸いです。
以下は、本書のポイントとなる私の「つぶやき」です。よろしければご参照ください。
- スタート
授業開きから3日間になにをするのか詳細に記述しています。 - 365日の流れで
365日の流れで書かせていただきました。それぞれの月ごとに大切にしたいことが概観できると思います。やっぱり4月の記述内容は多いです。 - 超具体
かなり具体的に書きました。子ども達にしゃべったことや伝えたこと、そのまま載せています。学級開きや学級はじめの3日間にしていることなど、ありのまま書いています。10年前のものなどもありますが、その時の空気感も伝わればいいかと思い、そのままにしています。オンラインが入ってきたときにリアルに感じた記録などもそのままのせています。ですから、丸裸になっている気持ちです。 - 事例の多さ
やってきたことを書き並べました。ただ、自分が今やっているかといえばやっていないものもあります。ですから、ご自身のキャラや立場、経験に応じて「いいとこどり」をしていただきたいです。 - 理論と先行実践
やったことのもとになる考え方、理論や先行実践は踏まえたつもりです。もちろん、感覚と勢いだけでやっていたものもありますが…。 - 特別活動研究
私は今は社会科を中心に実践研究していますが、初任のころは特別活動を中心に実践研究していました。ですので、特活に関わる内容、例えば学活(1)(2)(3)の話し合い活動などを詳しく書いています。 - ICTはツール
正直、「ICT活用術」という題名なのに、ICT活用がバンバン載っている訳ではありません。僕が主に活用しているのは「子ども理解」のためです。ICTを子どものために活用するためには、ICTを活用しないことも選択肢として必要だと思っています。高度なICT活用の方法を駆使しているわけではなく、あくまでも子どもが中心に使えるようににこだわっています。本質は子どもを幸せにすること。ICTはあくまでも子どもの暮らしを豊かにするためのツールと考えています。
目次
- スタートデザインで8割が決まる!学級経営の基礎基本―学級づくり×ICTのポイント―
学級経営において大切なこと
スタートで8割が決まる! 学級開きのポイント
Column》子どもに訊いて聴く - 1人1台端末で変える!学級づくり365日―安心感と成長を育むICT活用術―
4月 出会いを喜び 丁寧さで安心感をつくる
5月 ルールを再確認 「できること」を大きく広げる
6月 子どもを見直し捉え直す
7・8月 ふり返り 学びと成長の跡を残す
9月 悠々とリスタートする
10月 学びを豊かに深める
11月 「文化」を育み創造する
12月 2学期のしめくくりと新年を迎える準備を
1月 次年度への調整をはじめる
2月 学級の豊かさを実感させる
3月 感謝の気持ちと次へつなげる意識をもつ
Column》「あなたへの」ことばのプレゼント
著 :宗實 直樹
発行:明治図書出版
定価:2,640円(税込)
仕様:A5判 224頁
文・画像提供:明治図書出版
※当記事のすべてのコンテンツ(文・画像等)の無断使用を禁じます。
この記事に関連するおススメ記事

「教育トレンド」の最新記事
