新刊『子どもの「全力」を育てる国語科指導ことば50』

新刊『国語授業イノベーションシリーズ 子どもの「全力」を育てる 国語科指導ことば50』(土居正博著、東洋館出版社刊)をご紹介します。
「日本の教育を変える!」 国語授業イノベーションシリーズが始動! 第一弾は、子どもの「全力」を育てる「国語科指導ことば」
筑波大学附属小学校・桂聖先生プロデュースの「国語授業イノベーション」シリーズが、始動しました。
「日本の教育を変える!」というコンセプトのもと、国語授業の課題に向き合い、克服するために斬新で新しい提案をしていきます。
シリーズ第一弾として、たった一言で子どもの「全力」を引き出す「国語科指導ことば」をご提案します。
【章立て】
刊行に寄せて―子どもの「全力」を育てる教師のことば―
まえがき
第1章 国語授業は「指導ことば」で変わる!
⑴ 授業で学級をつくろう
⑵ 国語科の授業でこそ学級をつくれる!―なぜ「国語科→全教科」なのか―
⑶ 一般的な国語の授業の問題点とは何か
⑷ 国語科授業の問題点を指導ことばで克服する!
⑸ 本書で紹介する「国語科指導ことば」の特質
第2章 授業で使える「指導ことば」50
話すこと・聞くこと
「話すこと・聞くこと」指導は、「その場主義」が基本である
書くこと
「書くこと」指導は、意欲と根気を高めたもの勝ち!
音読
「良い音読の規準」を明確に!
漢字
漢字の「学習の仕方」を教える!
読むこと
子どもたちの固定観念を覆せ!
おわりに
【内容紹介】
「国語科指導ことば」は、下記のような国語授業の悩みをもつ先生方に役立ちます。
- 漢字テストで100点を取る子どもが、作文では漢字を間違える
- 学年が上がるにつれ、音読の声がだんだん小さくなる
- 静かに発表を聞いていた子どもの感想シートがまっしろ
このような状況は、子ども自身が「どのような姿を目指して学習しているのか」「なぜそのような学習をするのか」を理解できていないため生じてしまいます。
子どもに「基準」と「系統性」を示すことを主眼に置いている「国語科指導ことば」を活用することで、このような状況を打破することができます。

- ねらい:指導ことばを使用するねらい
- こんな場面で:具体的に使用する場面の例
- NGことば:同様の場面で言ってはいけないことばがけの例
- 指導ことばの使い方や意義:指導ことばの使用に関する解説
- 指導ことばのコツ:指導ことばの効果が高まるコツの紹介
- 指導ことばプ・ラ・ス:さらに子どもの「全力」を引き出すためのもう一言
「国語科指導ことば」は難しいものではありません。すぐに、だれでもできることばがけのひと工夫なのです。
本書を活用して、あなたも「国語科指導ことば」を使ってみませんか?
国語授業イノベーションシリーズ
子どもの「全力」を育てる 国語科指導ことば50
土居正博 著
B5判・144ページ
ISBN 978-4-491-03748-6
本体価格 1,800円+税
文・画像(提供):東洋館出版社
※当記事のすべてのコンテンツ(文・画像等)の無断使用を禁じます。
この記事に関連するおススメ記事

「教育トレンド」の最新記事
