ハンズオンで対話的な学びを促す理科教材「レゴ® エデュケーション サイエンス」
2025年6月に開催された NEW EDUCATION EXPO 2025(NEE2025) にて、レゴ® エデュケーション サイエンスを展示しました。
会場では多くの先生方にブースへお立ち寄りいただき、東京会場、大阪会場でハンズオンセミナーも実施。製品説明からレッスンプランの紹介、実際のモデル構築体験まで行い、大変好評をいただきました。

展示の様子
レゴ® エデュケーション サイエンスとは
レゴ® エデュケーション サイエンス は、今年発売された小中学校の理科分野で活用できる新しいSTEAM教材です。
児童生徒が手を使って実験・観察・探究を行いながら、現象のしくみや科学的思考を体感的に学べるよう設計されています。
- レゴブロックやモーター、センサーを活用して、運動・エネルギー・生物・地球などの単元を実験的に探究。
 - 教師用ガイドやデジタル教材が充実しており、準備の負担を軽減。
 - 1キットで最大4人が同時に活動可能で、協働的な学びを促進。
 
単なるブロック教材ではなく、児童生徒が 自ら考え、仮説を立て、確かめ、共有する 探究型学習を支援する教材です。
ハンズオンセミナーの内容
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セミナーの様子
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ハンズオンセミナーは、次の3部構成で行いました。
- レゴ® エデュケーション サイエンス のコンセプト紹介
 - 教師用のリソースとレッスンプランの活用例紹介
 - 実際のレッスンモデル構築体験
 
参加者の先生方には、実際にレゴブロックを組み立て、センサーやモーターを使って「地震」や「自然災害」の学習モデルを体験していただき、短時間ながらも、実際の授業のイメージが具体的に湧いたなどの声を多くいただきました。
下記のように、「探究」「協働」「可視化」といった観点から、多くの先生が評価を寄せてくださいました。
先生方からの反響(感想例)
- 複数人での組み立て・操作する時間があることで、発表・共有の時間も自然に生まれ、対話型授業への移行を感じた。
 - 特別な実験設備を必要とせず、普通教室でも手軽に扱える。班ごとの活動や、総合的な学習にも活かせそう。
 - ブロックで目に見える形にできるので、文字や数式で理解するのが苦手な子も、興味を持って参加できそう。
 - 教師が説明しなくても子どもたちが自ら仮説を立て、ブロックで確かめる姿が想像できた。探究的な学びを無理なく促せそう。
 
授業づくりの可能性
レゴ® エデュケーション サイエンス は、児童生徒が手を動かしながら考える体験を通して、科学的な概念を実感として理解することを目的としています。授業の中で「説明→理解」ではなく、「体験→発見→理解」というプロセスをつくることができ、深い学びにつながります。
さらに、1キットを複数人で使う構成は、話し合いや役割分担、記録や発表といった活動を自然に生み出します。これにより、学びの中で、言葉伝える力、他者と協働して課題を解決する力を育むことができます。
おわりに
今回の NEE2025 では、展示・セミナーを通して、レゴ® エデュケーション サイエンス が理科教育の新たな可能性を広げる教材であることを多くの先生に感じていただけました。
「理科をもっと楽しく、もっと自分ごととして学んでほしい」──その願いに応えるツールとして、今後も活用の場を広げてまいります。
構成・文:内田洋行 学びのコンテンツ&プロダクト企画部 任田 真人
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