2024.01.12
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小学館の図鑑NEO『音楽』 QR コードで多彩な演奏音源が聴ける! 新感覚の体験型図鑑誕生!

小学館の図鑑NEO シリーズに新たに『音楽』が加わりました。音楽の歴史、世界の音楽、約300種の楽器を紹介しており、スマホ等で演奏音源や動画もたっぷり楽しめます。カバー裏は伝説のヴァイオリン「ストラディヴァリウス」の原寸大ポスターになっています。さらに、特典DVD(約70分・世界の音楽/コンサートホールのひみつ/楽器クイズ/音楽であそぼう!/上手な歌い方)が付いています。小さなお子様から音楽好きのおとなの方まで、今まで知らなかった音と出会える図鑑です。

音が出るしくみ別に約300種の楽器を紹介

本書は以下の3章立てになっています。

*第1章* 人類と音楽の歴史
音楽の歴史は、人類の歴史。人間は大昔から歌い、おどり、楽器をつくって演奏してきました。人々の交流や技術の進歩とともに、つねに変化し続ける音楽の歴史を素敵なイラストで紹介します。

*第2章* 世界の音楽(地域別)
国や地域ごとに代表的な音楽や楽団を紹介。スマホ等で演奏のようすを楽しめます。音楽にまつわる物語や体験コラム「Let's Try」も充実。

*第3章* 世界の楽器(音の出るしくみ別)
300種をこえる楽器を音が鳴るしくみごとになかま分けし、美しい写真で解説。遠く離れた国の楽器同士の意外なつながりや進化の歴史がよくわかります。楽器ゆかりのリズムやメロディーをおさめた音源は合計で約300分!贅沢に聴きくらべを味わえます。

大きな特徴は、第3章の「世界の楽器」。約300点の多様な楽器を掲載し、ほぼすべての楽器の演奏が誌面のQRコードから手軽に聴くことができます。楽器は1点ずつ、国内外で活躍中の奏者に声をかけ、生き生きとした気品をたたえた現役のものを撮り下ろしています。撮影と同時に行った録音は、楽屋でのフィールド・レコーディング。これらを、音の出るしくみで大きく5つ(気鳴/体鳴/膜鳴/弦鳴/電鳴)に分類し、さらに、つくりの似たもので なかま分けをして紹介しています。地域や音楽ジャンルを超えて楽器がならぶ誌面からは、きっと多くの発見が得られることと思います。

音を科学の目で見る特集ページ。科学写真家の伊知地国夫さんが撮影された美しい写真を大きく掲載しています。

制作にあたって掲げたモットーは、「世界各地の音楽を上も下もなく1つのテーブルにつかせる」こと、そして、「世界の多様な音楽への出会いの場にする」ことでした。日本では、西洋クラシック音楽や邦楽以外はどうしても、「その他」「民族音楽」と大雑把にまとめられがちです。楽器や音楽にすでに親しんでいる子はもちろんのこと、五線譜がつきまとう音楽の授業などに苦手意識のある子にも、ぜひ音楽体験の新しい扉を開いてもらえたら、と願っています。

小学館の図鑑NEO『音楽』

監修:池辺 晋一郎、海部 陽介、甲地 利恵、 サカキ マンゴー、直川 礼緒、常味 裕司、ピーター・バラカン、藤村 シシン、吉澤 実
構成:神森 徹也
撮影:平田 貴章 ほか
発行:小学館
価格:2,640円(税込)
仕様:‎ 21.6 x 2.8 x 28.3 cm・200ページ

文・画像提供:小杉みのり、小学館

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